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詐欺師は天使の顔をして (講談社タイガ)

詐欺師は天使の顔をして (講談社タイガ)

詐欺師は天使の顔をして (講談社タイガ)

作家
斜線堂有紀
出版社
講談社
発売日
2020-01-22
ISBN
9784065182345
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詐欺師は天使の顔をして (講談社タイガ) / 感想・レビュー

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えにくす

★★★☆☆ ノリに乗ってる斜線堂さんのミステリー。2話+α。霊能力者として活躍する冴昼と要のコンビが異世界に飛ばされて、超能力の世界や死者が蘇って普通に生活している世界で殺人事件に巻き込まれ、真相解決に挑む物語。特殊な条件下の世界なので、その中で論理立てて辻褄の合う推理を展開している。第2話の方がドンデン返しもあり面白かった!話中に出て来る「胡椒を持った人は信用するな」や会話にも正解が有るなど、詐欺師の法則には思わず唸った。ただ主人公の男2人の執着ぶりには流石に引いた。ここは男女のペアで良かったと思う。

2021/01/30

佐島楓

主人公が詐欺師、しかも異世界モノというトリッキーな設定の作品。その異世界にも、それぞれ特徴的な設定があり、さらに事件が起こり、解決を求められる。なかなかインパクトがあり、現実世界と異世界との切り替わりの描写が映像的でよかった。より魅力的なキャラと世界観を期待しています。

2020/02/08

kei302

特殊設定があまりにも特殊すぎて、吸引力がすごいとしか言いようがない。「騙すものは全て心を奪う」その執着心はどこから…。う――んn 物に触らなくても動かせる“キャリア”の能力、あったらいいなです。、清潔でよいですねぇ~。安全安心。

2021/07/23

koma-inu

カリスマ霊能詐欺師と、ワトスン役詐欺師が、なぜか特殊設定世界に迷い込み、発生した事件に絡みます。1つ目は「超能力者しかいない街」。念力が使えるため、コーヒーにマドラーがつかない、チョコで手が汚れないというセンスが素敵です。2つ目は「死者が蘇る街」。こちらは前例が多数あるため、トリックと犯人は、やや見破りやすいです。エピローグは何か物哀しい雰囲気ですが、2人のなんとも言えない距離感からするとこれも悪くないのかな、と感じました。

2022/01/23

さこぽん

超・詐欺師の要とスペードの”十七”をひいてしまうような持ってる冴昼のコンビが最強。 ふたりはひとが皆サイコキネシスをつかう世界や、死んでも生き返る世界へ転移し起こる事件を解決するのだけど、解決の仕方がさすが詐欺師。 天使が存在する世界など、この作者は”異常な状況下で起こる事件”がお好きなようだ。(ひとを幸せにする探偵にもこだわりがある) さて、お次はどんな世界に行くのやら。

2021/05/13

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