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田島列島短編集 ごあいさつ (モーニング KC)

田島列島短編集 ごあいさつ (モーニング KC)

田島列島短編集 ごあいさつ (モーニング KC)

作家
田島列島
出版社
講談社
発売日
2019-12-09
ISBN
9784065182475
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田島列島短編集 ごあいさつ (モーニング KC) / 感想・レビュー

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るぴん

田島列島さんの短編集。姉の浮気相手の奥さんが乗り込んでくる「官僚アバンチュール」が、『子供はわかってあげない』や『水は海に向かって流れる』に近いものを感じた。浮気や不倫がテーマでも不思議な明るさがあって、全然ドロドロしないのが田島列島さんらしい。「おっぱいありがとう」もなかなか強烈だった。言われてみれば確かに、大人の女性って他の女性のおっぱいを吸う機会はないかもしれないけど…。着眼点が凄い‼︎

2021/05/21

akihiko810/アカウント移行中

田島列島、この10年間の短編7編。7/10点  姉の不倫相手の妻がマンションに訪ねてくる「ごあいさつ」など。作者は不倫の話が好きなのだろうか?よく不倫を題材にするなー。田島列島は「ふわふわ浮遊した感じの日常」を描くのが得意だ。ゆる~く妙ちくりんな味わいのある日常。黒田硫黄にテイストが似ていて好き。このまま寡作でいいから、ずっと作品を発表してほしい

2023/06/10

ぐっち

田島列島さんっぽい1冊。おっぱいとかロボットとか宇宙人とか、かなり自由。最後の「not found」が最近の売れてる作品に近いかな?

2020/04/18

ぐうぐう

収録作「Not found」の締めのモノローグ「この気持ちにあてはまる名前は まだみつからない」に倣うならば、田島列島の漫画を形容する言葉はまだ見つからない。ふざけているようで真面目で、いい加減なようで精緻で、どこかにありそうでまったくない、凄いはずなのにそう思わせない凄さ。唯一はっきりとしているのは、田島列島にしか描くことのできない漫画だということ。奇跡のような、いや、これは奇跡そのものだ。

2019/12/14

緋莢

7編が収録された短編集。姉の不倫相手の妻が訪ねて来る表題作やある日、突然、UFOが墜落、そこから現れた宇宙人をめぐってひと悶着起きる「花いちもんめ おらが村にUFOが落ちた」など、どの話も不思議な味わいがあります。 「恋する乙女の心の中にはね…官僚が住んでるのよ」という、これだけ聞くと、えっ?となりますが、作品内で語られると妙に説得力のある「官僚アバンチュール」も良いですが ベストは、やはり「おっぱい ありがとう」(続く

2020/01/13

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