キャサリンはどのように子供を産んだのか? How Did Catherine Cooper Have a Child ? (講談社タイガ)
キャサリンはどのように子供を産んだのか? How Did Catherine Cooper Have a Child ? (講談社タイガ)
- 作家
- 出版社
- 講談社
- 発売日
- 2020-02-21
- ISBN
- 9784065182833
キャサリンはどのように子供を産んだのか? How Did Catherine Cooper Have a Child ? (講談社タイガ) / 感想・レビュー
bura
wwシリーズ3作目。キャサリン•クーパー博士の失踪事件に巻込まれたグアドとロジ。今回はミステリの要素がたっぷりで楽しめる。「生命ではなく存在なのだ」グアドの気付きにシリーズ全体の核心を垣間見る。(見た気がした)…「すべてはFになる」との共通点が描かれ、これは壮大なマガタ•シキ博士の掌の物語なのか。そしてリアルとバーチャルは益々混沌としていく。因みに今回のロジはとても愛らしい。次作を早く読みたくなるなあ。
2020/12/05
TAMA
2020年17冊目。WWシリーズ第3弾。前作から続くリアルとヴァーチャルの境界が、より具体的になってきた。タイトルの意味が今後に大きく関わって行くことになる。そして、気になる二人の名前が出てきたから、そこに終息するのかを追いかけていきたい。
2020/03/16
らび
面白かった。ここで「すべてがFになる」を踏襲するような展開に郷愁を感じます。ちょっとオーバーですが。グアトとロジもしっくり良い感じです。ミチルとロイディ、パティが何かありそう・?ああ時間があったら百年シリーズも読み返したいところ。
2020/04/26
Haru
ちらほらと他作を彷彿させるセリフあり、回収に向かっているのかしら?と思わせつつ、最後のペイシェンスの発言にえぇー!となる。作中で語られる思考や理論にはぜんぜん追い付けないけど、やっぱり楽しい。生きていると感じること、体験していると思うこと、すべてが脳内の電子信号の結果であって、リアルとバーチャルに境目がないのなら、この世に実体を持って存在することの意義はなにか。
2020/03/08
まるぷー
国家反逆罪の罪に問われたキャサリン、クーパー博士の研究所に検察局員8人が乗り込むが、キャサリン共々忽然と消えてしまう。ドイツ情報局はグァドに調査協力を依頼する。そして、キャサリンには娘ミチルがいた。人類は生殖できなくなった時代にその謎に迫り、国家とウォーカロンメーカーの暗躍。今回もリアルとバーチャル、電子空間と現実の世界を往き来し展開する。結局、キャサリン、クーパーは人工知能の中に同化したのか?マガタ博士とクーパー博士の会話に緊張感が感じられた。
2020/04/15
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