痛々しいラヴ
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痛々しいラヴ / 感想・レビュー
かながわ
タイトルママ。痛々しくて泣いちゃうのと、痛々しいから手を握るのとある。どっちも人間のほんもので安心してすこうし自分を振り返る。大判が似合う漫画。
2021/05/19
ますりん
元カレ元カノ今カレ今カノ、異性の友達、同性の友達、くっついたり離れたり忘れたり忘れなかったり、利用したり利用されたり、怒ったり呆れたり、酔ったり笑ったり、身体開いたり、身体売ったり。な短編。 友達の彼氏を奪ったことを隠してその友達と会う「コウエンデ」、久しぶりに会った友達と会話が噛み合わないことがてんこ盛りの灰皿の吸い殻に見える「友達のおしまい」、浮気がばれて年上の女性が同棲してた部屋を出ていく「痛々しいラヴⅢ」が名品。
2023/05/17
kujira
「友達のおしまい」がすごく滲みる。……こうなってしまう関係性、あるよな。わたしはタバコが吸えないから余計気まずさがすごくて、だからあんまり飲み会が好きになれないっていうのがあるんだけど。「休日その2」の冒頭の絵柄、こういう絵も描けるひとなんだね! すげえびっくりした!
2020/09/26
りー
魚喃キリコって女同士のエグさと友情について描くのが上手いなーって思う。
すずき
就活期にストレス溜まるたびにしていた、Tinderでおすすめされた漫画家を読み続けるシリーズ、大体俺みたいなプロフィールでマッチする女の子が勧めてくれるジャンルがサブカル系少女漫画に偏った結果、矢沢あい、岡崎京子、魚喃キリコを読むようになる。名前も顔もわからないどころじゃない薄い薄い一つのつながりが自分の人生に確かな影響を与えていることを思い出して、その時俺に魚喃キリコを教えてくれた誰かになんとなく気味がいい気持ちになる。
2022/09/27
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