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祝葬 (講談社文庫)

祝葬 (講談社文庫)

祝葬 (講談社文庫)

作家
久坂部羊
出版社
講談社
発売日
2020-11-13
ISBN
9784065197691
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祝葬 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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H!deking

「いい死に時はいつなのか?」について描く連作短編集ですね。ある一族を、それぞれの目線から描いています。最後の話はちょっとゾッとする近未来。医療がすすんで死にたいと思っても死ねない。実際こんな風になったらちょっと嫌だなって思うくらいリアルで面白かった。健康だったら良いけど意味もなくあんまり長生きするのもちょっと嫌かなー。

2020/12/03

菜穂子

代々続く医師の家系では早逝する。その訳を解き明かすように短編はそれぞれの時代を生きた医師にスポットを当てていく。黒い部分に隠された真実や医療に取り組む姿勢、時代時代で果たした功績はそれぞれだが、真摯に医療に取り組んでいたことは確かだ。ここでも自分はどう死にたいか。どう生きたいか。医療を受ける側の知識や生き方が問われてくる。医療を施さないことが幸せ、検診を受ける弊害等すんなりとは受け入れられない事もその是非を投げかけられたことは確かだ。

2021/03/11

ぽろん

早死にの呪いがかけられているという医者の家系の一族。呪いなのか、思い込みなのか。とにかく死に纏わる話なので、気分が重くなった。全ての癌が完治する時代は、本当に来るのかな。しかし、長生きし過ぎても大変だし、生まれて来た以上いつかは、死ななければならない現実。ため息が出ました。

2020/11/28

ぴ〜る

生きている。。。ではなく無理矢理生かされている。。。そんな風にはなりたくないと願う。色んな事が便利になり、色んなサプリメントや薬で自分は元気なんだと勘違いしてしまいがちな現代社会の事を色々考えさせられた。自分の最期は自然に笑いながら満足しながら旅立てるといいなぁって思う。久坂部さんの作品は元医師だけにリアルで怖くもなるけど本当に生きることを考えるきっかけになるかな。

2021/01/06

のんちゃん

信州にある大病院経営の土岐一族は、代々医者の家系であるが、その大半が早死にしている。この一族の4代に渡る物語。健康でいる事、長生きする事とは、を問う作品となっている。そして最終章はだいぶ未来の話になり、超高齢化社会を映し出す。それまでの章はこの最終章への前振りにも思える。久坂部作品初読み。すごく読みやすい文体で、人気作家さんなのが肯ける。章構成も面白く、お医者様ならではの医療の恩恵、また、医療の弊害の説得力もあり、休日一気読みとなった。

2021/04/18

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