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猫弁と星の王子

猫弁と星の王子

猫弁と星の王子

作家
大山淳子
出版社
講談社
発売日
2020-09-16
ISBN
9784065200124
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猫弁と星の王子 / 感想・レビュー

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mariya926

久々の猫弁でした~なぜかこのシリーズは終わったものだと思い込んでいたので、新刊が出たことを知り驚きました。登場人物などは忘れていましたが、少しづつ思い出しながら読めました。今回は早稲田に合格したという振込詐欺に騙された子を救う内容です。「子どもが途方に暮れているのですから、そういう時は、ああしろこうしろとこっちが決めてあげなくちゃいけません」という七重の言葉に感銘し、子どもたちを助けていきます。一人暮らしを始めたからか、亜子が大人になって余裕が出来たと感じがします。『平和を獲得するには根気が必要だ』

2021/08/31

ちょろこ

絶対的な安心感を得られる一冊。自分にとってこのシリーズはまるで実家の扉を開けるような、絶対的な安心感を得られる物語。今回も開けば漂う空気とメンバーに懐かしさと安心感でいっぱい。結婚まではまだちょっと遠い百瀬と亜子。そこに絡む入学金詐欺、死なない猫の相談。どれをとってもどこを切りとっても漂うのは優しさ。どんな依頼でも真摯に向き合い、裏側を見つめる百瀬の姿に何度涙腺が緩んだことか。今回は泣き方を知らなかった子が流す涙、悲しい時以外に流れる涙が印象的。百瀬と亜子の心に流れる絶対的な愛にもほんのり涙。最高の二人。

2020/12/26

mint☆

面白いよともらった本だけどシーズン2ではないですか!前に5巻もあるの?でも1のストーリーがわかる冊子がついていてホッと一安心。ほわっとした暖かい気持ちになれる本。好きな感じだけどやっぱり前を読まないと人間関係や背後がよくわからない。皆さんの感想を読んでいると面白そうなので最初から読んでみたいと思います。

2021/09/04

初美マリン

心が疲れているとこういう本を読みたくなる。久しぶりの猫弁、寂しい人は、上手く伝えられないだけで、それを猫弁が手を貸してくれる。ホッとします。

2022/02/05

ままこ

シリーズ再開が嬉しい。今回は死なない猫の案件と純朴な少女が巻き込まれた振り込み詐欺事件。猫弁の心情に寄り添い公平に落とし所を探すブレないスタンスで謎を解明するとともに心を解きほぐす。飄々とした文体の中に心にストンと落ちる言葉が散りばめられている。猫弁と亜子はやっぱりお似合いだなぁ。二人のほのぼのとした関係を見守っていきたいし、直が目指す道も応援したい。捨てる神あれば拾う神ありで面白かった。

2020/12/04

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