インド倶楽部の謎 (講談社文庫)
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インド倶楽部の謎 (講談社文庫) / 感想・レビュー
五右衛門
読了。久しぶりでしたね。しかも長編にてカンバック!一冊で二度美味しい。前半から中盤にかけてはゆったり目に流れていた物語が中盤以降いつのも謎解きに入って一気に流れていきました。作中にもあったように二人で一つの物語を紡いでました。地元神戸が舞台で情景が浮かんで本当にインド亭があるかの様でした。次作も楽しみに待ってます。その間に横溝正史記念碑探しに行ってきます。
2021/01/12
hnzwd
久々に読んだ有栖川有栖の国名シリーズ。今回はインド。とはいえ舞台は日本で、インド好きの集まるグループ内で起こった殺人事件が中心です。個人の人生が記されているアガスティアの葉を使った占い?を行った会合をきっかけとして発生した事件と対決。結末は作家アリスシリーズっぽくあっさり目ですが、それもまた。
2020/10/10
マッちゃま
前世から現世 生まれてから死ぬまでが記されているというアガスティアの葉リーディングセッションの関わったメンバーが相次いで殺される。誰が?何の為に?国名シリーズ第9弾の長編。読み終えて思ったのは帯の言葉「神秘(ミステリー)が論理(ロジック)へ」そう、そうなんだよなぁと感じました。いや、実にお見事な本格ミステリ。細かすぎな部分も含めて小さな検証から導き出される答えは、まさにコレしかないと言える解答。フー&ホワイダニット、そのどちらも僕の答えは真実の一歩手前でした(苦笑)あとがきもワクドキな内容で今後も楽しみ♪
2020/11/03
ふう
国名シリーズの長編。 読み始めてすぐに登場人物表があればいいのにと思ったけどなくても大丈夫だった(あればあった方がいいとは思う)。あのトリックは分かりやすかったが犯人の動機まではさすがにわからず。まあ頷けるようなそうでもないようなw とりあえず一気読みはできたのでストレス溜まらず。っていうか思えばカレーカレーカレーで、ものすごくカレー食べたくなった。ニルヴァーナのカレー食べてみたい!
2020/12/02
なしかれー
久しぶりの国名シリーズ9作目。前世の記憶を共有する仲間の予言された死。「予言された死」をどう処理するのかと、「前世の記憶」をどう絡めてくるのか。とはいえ、前世の話はただの賑やかしだと思ってたので、驚きの展開で脱帽。納得できるかできないかは別論、相性が悪そうな2つの要素をうまくまとめあげられるのは流石の有栖川クオリティ。
2020/10/11
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