それでも! 女のはしょり道
「それでも! 女のはしょり道」のおすすめレビュー
「キレイ」をあきらめはしないけど、努力もしたくない。漫画家・伊藤理佐がズルして美容を追求する日々を描く「女のはしょり道」シリーズ最新刊
『それでも! 女のはしょり道』(伊藤理佐/講談社)
雑誌『VOCE』の最長連載は、伊藤理佐さんのぐーたらビューティ漫画「女のはしょり道」だそうである。それを聞いたとき、ほっとした。同誌の表紙はいつも煌びやかでモデルさんも美しく、最先端の美容情報に溢れている。「美人は一日にしてならず」は真理で、美しい人は毛先からつま先まで常に気を配ってケアしているし、ストレッチも欠かさない。
だけど筆者のように、「必要最低限でてっとりばやくきれいになりたい」「きれいになりたいなんて大それたことは言わないからせめて、マシな状態をキープしたい」と思って美容に手をのばしている人間は、伊藤さんが仕事と育児に追われながら美容に試行錯誤する等身大の日々にいたく共感するし、その試行錯誤のなかから見出した美容法が、ときにいちばん参考になったりするのだ。最長連載、ということは、そういう読者が少なくない証拠だ、と、ぐーたらな自分を肯定されたような気になったのである。
そんな伊藤さんの連載をまとめた「女のはしょり道」シリーズ最新刊『それでも! 女のはしょり道』(講談社)がこのたび刊行さ…
2020/9/19
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それでも! 女のはしょり道 / 感想・レビュー
るぴん
たまに金の力に頼りながら、楽して綺麗を目指すぐうたらビューティー漫画第4弾。理佐さんは50代に突入したから、これからは更年期の話題も増えそう。とりあえず、歯磨き粉はちゃんと落とそうっと…(^◇^;)
2020/09/17
どあら
「ルミガン」に興味アリ!
2022/09/03
縞子
このシリーズ、だんだんと面白くなる気がする!平日晩酌をやめれたら、私も痩せることができるだろうか…
2020/09/21
シルク
再読。実は前々からわたくし、タオルってのが地味にストレスだった。フワフワのタオルは嬉しいけれど、洗って乾かして…とする内、ぺたんこになってしまう。煎餅になったら買い替えればええんちゃう? と言われそうだが、「だんだんぺたんこになっていく」という過程が嫌で。なかなか乾かないのも地味にイラッ。そんなときこの本で、何枚もの「落ちワタ布巾」を気軽にあれこれ使うというやり方を知り、なんかピーンと来たんだよな。今ではわたくしは、晒し1本買って、大量に手拭い作って、それですべてをまかなっている。ものごっつええですぜ~。
2022/02/11
還暦院erk
蔵書再読。情報量多し。りさっち、本巻でも多方面へのはしょり美容を「はしょって」いない!p11志村うしろうしろネタは懐かしくて笑った…そしてp13でもらい泣き。p44の小さなコマに出てくる女性達と時計の絵が上手くて凄く好き。最初のコマの「お婆さん」もナイス(笑)。実用面で役に立ったのはp35~の「口角に黒ずみ」ネタ、p90の前髪分けネタ(←わたしも「つむじ」に負けず頑張ってる)など。「月曜断食」「平日禁酒」は導入を試みるも即挫折…。p57の「○ケア」大胆…これは真似して無い~出来そうに無い~。
2022/06/11
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