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ヨリシロトランク(1) (モーニング KC)

ヨリシロトランク(1) (モーニング KC)

ヨリシロトランク(1) (モーニング KC)

作家
鬼頭莫宏
カエデ ミノル
出版社
講談社
発売日
2020-09-09
ISBN
9784065203828
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ヨリシロトランク(1) (モーニング KC) / 感想・レビュー

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トラシショウ。

「私は君を殺さなくてはならない・私には君を殺す以外の選択肢が無い」。一見我々の知る現代と同じに見えたその世界は、「改変者」と呼ばれる少女の姿をした存在により著しい変貌を遂げた。「人を殺した者」を殺すと「殺された者が蘇る」世界へと。いわゆる「因果応報」が成立してしまうこの事態に直面した時、肉親を殺された遺族は、罪を償った加害者は、法の守り手である筈の弁護士や検察官はどのように向き合うのか。帯の原作・鬼頭莫宏の「構想10年」と言う煽りが伊達じゃない事を証明する、極めて思考実験的なSF奇譚(以下コメ欄に余談)。

2020/09/21

JACK

☆ 世の中は、殺した人間を殺せば殺された人間が蘇る世界に作り変えられた。不可解な事象を人々が受け入れた事で、様々な事件が起こる。殺された家族を蘇らせるために犯人を狙う者、刑期を終えて出所しても命を狙われる殺人犯、それでも殺人犯を守る人権派弁護士、その人権派弁護士を翻意させようとする遺族団体…。理不尽に奪われた命を巡る様々な物語に惹かれます。表紙で敬遠する人がいるかもしれませんが、残酷な作品をたくさん描いてきた鬼頭莫宏さんが原作。巻末のエピソードには泣きました。オススメです。

2021/03/09

渡辺たまご

殺された人がよみがえる話は多いけど、復活の条件が珍しいと思った。 Aを殺したBが、Cに殺されるとよみがえるように、不思議な少女が世界を改変した。 もちろんCが殺されるとBはよみがえるし、例えば100人殺した人が殺されると100人よみがえる。 法改正などの話が出て、いじめられてる少年の話が出たりと現代ものかと思ったら遠い未来の話も出て来てSF的なところもある。

2020/10/31

毒餃子

現代劇かと思ったら、全時代についての話に飛躍していくのは面白い。ラストはどう締めるのか?

2020/09/27

一会

人を殺した人間を殺したら、殺された人間が生き返るように改変された世界、という思考実験的な要素を物語の形に落とし込むのが上手い鬼頭先生らしい作品、なんだけど現代日本を舞台に続くのかと思ったら宇宙船で冷たい方程式モチーフの話をやったりと話の広がり方自体が想像を超えているのもまた鬼頭先生らしいところ。人が人を殺す事や残された家族の心情を徹底的に描き出す容赦のなさも。

2020/09/25

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