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忌み地 弐 怪談社奇聞録 (講談社文庫)

忌み地 弐 怪談社奇聞録 (講談社文庫)

忌み地 弐 怪談社奇聞録 (講談社文庫)

作家
福澤徹三
糸柳 寿昭
出版社
講談社
発売日
2020-07-15
ISBN
9784065203859
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忌み地 弐 怪談社奇聞録 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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HANA

実話怪談集。実話怪談を記す方法には二種類あって、一つはひたすら恐怖を追求する方法、一つは聞き語りという形式を生かすという方法があると思っているが、本書は後者の方。怪談師の視点を通じて話を記す事で、話を聞くという現場を疑似体験できるような形になっている。そういう事もあって怪談の中身は玉石混交だけど、こういう独特の形式って珍しくていいなあ。取材した地も北海道東北から沖縄まで幅広く、ご当地怪談の趣もあって良き。特に沖縄はやはり独特の地霊みたいなのが感じられるなあ。しかしコロナ、こういう所にも影響が出ているのね。

2020/08/26

キンモクセイ

「鳥居の写真」何気なく撮った神社の鳥居の写真。その奥に人影のような黒いモノが写っている。ただの人影と言われたら、そうだが何だか怖い。久しぶりに背中が冷んやりした。因みに場所は前作で忌み地だらけのK市。写真4枚掲載あり。「屋上の少年」沖縄のホテルの屋上。台風接近のため屋上で片付けていると、隅っこに少年が蹲っていた。ヨレた半袖半ズボンで裸足。気づいたら忽然と姿が消えたが、戦時中の格好だった。時空の歪みで現代に来たのか?不思議な体験をする人がいると驚かされる。実話系は怖さよりも不可思議さが残る事が多い。

2020/09/12

あたびー

コロナの影響で充分な取材ができなかったと冒頭言い訳してあった。そのせいか何だか特徴のない実話怪談集になっていた。沖縄で取材した話もたくさん載っていたが、直前小原猛さんの本を読んだせいか、なんだか中途半端な気がした。ただ、取材に行った先において色んなきっかけで怪談を聞き取る下りが面白く、秋葉原の自動販売機で500円使って出てきた謎のメッセージなんかかなり面白かった。(私なら絶対そんなのにお金使わないので、実際やってみてくれる人がいるとすごく嬉しい)

2021/01/24

cao-rin

怪談社の糸柳さんと上間さんが国内各地を取材して集めた怪談を、福澤さんが書き起こしてまとめた物の第2弾。コロナの影響で移動や取材も思うようにいかなくなり、タイトルの「忌み地」という主旨とは違ってきてしまったのが残念。各地を取材し集めた怪異を1冊にまとめるわけだから大変な作業と思う。ただどうしても「人から聞いた話」という枠からは脱しきれず、また話の一つ一つに繋がりもないのでどうしても印象が薄くなってしまうのは否めない。怖さも今一つ。今一つだけど実際には遭遇したくない。世の中には怪異が溢れてるのね( ̄▽ ̄;)

2020/08/31

mariann

前作のK市のような連鎖する、ゾクゾクする恐怖は無かったが、コロナ渦で苦労しながらも1話1話、きちんと取材で作り上げられている怪談集。沖縄の話と宮城の話は全体に嫌な感じがする怖さだった。屋上の少年の話は沖縄ではよくありそうな…けれど祖母の気持ちがすごくわかる。あとは京都の残骨灰を流す川。いわくがあるよなぁ。次巻も楽しみにしています。

2020/11/19

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