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償いの流儀

償いの流儀

償いの流儀

作家
神護かずみ
出版社
講談社
発売日
2020-08-26
ISBN
9784065203972
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償いの流儀 / 感想・レビュー

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いつでも母さん

『ノワールをまとう女』の続編。今回は近所のタバコ屋のおばちゃんがオレオレ詐欺にあってしまい、その仇討ちの顛末。とは言え、今回は一人働きだもの不安が付きまとう。奈美と言い、その上を行くような黒原と言い、強い女はこれから何処へ向かうのだろう。またどこかで二人の人生が交差したりして・・それにしても『オレオレ詐欺』の闇は深いなぁ。

2020/09/16

さっこ

「ノワールをまとう女」の続編。オレオレ詐欺集団の一つを壊滅に追い込んだ奈美。組織から狙われることになり、逆に背後にある黒幕を突き止めようと立ち向かっていく姿がとても男前。満身創痍の奈美の前に現るフリーライターの女性や児童養護施設の後輩など、誰が味方で誰が敵なのか。面白くて読みやすかった。

2021/01/24

日の丸タック

久しぶりのハードボイルド小説! 話がリズミカルでテンポよく流れる。 絡まり合って誰が味方で誰が敵か…普通の日常とはかけ離れた世界の話が流れて、あまり明確な目的もなく悪の組織に噛み付く! 何が目的で…また敵味方が絡まり合いミステリーの要素も高まる。 あり得ない状況が繰り返され、現実に戻り…また最後にあり得ない状況に… 結局奈美はどこへ向かうのか?

2021/07/08

海の仙人

初読みの作家さん。続編のようですが、全く気にならず楽しめました。オレオレ詐欺グループを執拗に追い込んでいく奈美に、何者なの?とその正体を知りたくて、スピーディーな展開に一気読み。「生き残ったあなたは楽になっちゃいけない。一生背負い、苦しんでいくの。それこそが、あなたの贖罪」ということは続編も期待できそうなので、前作も是非読んでみようと思います。

2020/10/10

菜の花畑

前作の時はクールで強い女西澤奈美がちょっと遠い存在だったが、今回は少し近づいてきた。オレオレ詐欺は手を替え品を替え連綿と続いている。近くのタバコ屋のおばあさんが被害に会い、心を痛める奈美。近くのビルにアジトを持つオレオレ詐欺集団を告発してから、逃げた残党に狙われる羽目に。この組織がなかなか手強く、1人で戦いを挑む。今回は辛うじてライターを騙った黒原の警察組織に助けられた。そして同郷の士(?)をまたも亡くした奈美は、バッグアップのないまま生きていくのだろうか。

2020/11/03

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