短歌研究ジュニア はじめて出会う短歌100
短歌研究ジュニア はじめて出会う短歌100 / 感想・レビュー
月湖
はじめましての歌人に出会いたいときに手に取るのがブックガイド。これは小中学生に向けてやさしい言葉で書かれているので歌の説明がとてもわかりやすかった。紹介されている歌は万葉集から2010年以降に出版された比較的新しい歌集までと幅広く、読みたい歌集が増えた。ただ、こういうブックガイドを読む度に思うのだけど、既に絶版かつ古書価が高いものも載っているので、入手のしやすさも考慮してもらいたいな。佐藤弓生によるコラム『短歌をつくってみよう』もありがたく読んだ。肩肘張らずに気楽に、自分にも日常を切り取った歌が詠めそう。
2020/10/02
たな
奈良時代から令和までの幅広い時代の短歌を取り上げて鑑賞している。ふりがながふってあるので小学生以上なら読めそうだ。
2020/08/12
yumicomachi
小中学生向けの短歌入門書として、万葉集から現代の若い歌人の作品までを集めて簡潔な解説を付した本。「いとしい人へ」「家族を思う」「春のよろこび・夏のかがやき」「秋のせつなさ・冬のやすらぎ」「あこがれの世界へ」「時代の記憶とともに」「ひとりの時間に」「大きな存在のとなりで」という章だてがユニーク。編者は歌人で高校教師の千葉聡。かわいらしいイラストは歌人でもある佐藤りえ。他に歌人、佐藤弓生と寺井龍哉によるコラムがそれぞれ楽しくわかりやすい。大人が短歌に出会いなおすのにも良い本だと思う。2020年8月11日刊行。
2020/11/17
skr-shower
古い歌から新しい歌まで幅広く網羅、かつ何だか瑞々しく思える編集。
2020/10/13
いと
☆☆☆☆☆
2020/10/21
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