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げんじものがたり

げんじものがたり

げんじものがたり

作家
いしいしんじ
出版社
講談社
発売日
2021-04-26
ISBN
9784065214084
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げんじものがたり / 感想・レビュー

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mocha

現代の京都弁で書かれた光の君。チャラい!あの優美な世界がこっぱみじんだ!でも相関関係や経緯はとてもわかりやすくて、姫たちのキャラクターの書き分けも面白い。「源氏物語」の入口としてはアリかもしれない。

2024/01/12

kei302

京都の人が、今の自分のことばで訳すと源氏物語はこうなる! おもしろい。とても身近なのものに感じられる。「心あてに」と送って「寄りてこそ」と返ってきたときのやりとりも当世女子ふう「きゃあ、かえってきたわ!」「嘘やん、なんてリプしよ!」関西の言葉受け付けない人にはお薦めしません。

2023/12/15

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静寂さんなど、いろんな作家さんがチャレンジした源氏物語は、ある意味創作部分が多いという。。それでも古典らしい言葉で書かれているのでそれらしく聞こえる。。今時の言葉に京都弁🤗絶対的に面白い試み。おもろいやん💞

瀧ながれ

今ふう京ことばで訳された「源氏物語」。テンポが良くて理解もしやすく、読みやすかった。有名な段だけを取り上げているので、元のお話を知ってるからかな、こう訳しますか、というおもしろさもあり、忠実な訳だと思うんだけど、新鮮な気づきも多くあった。声が聞こえるような文章になっているから、男女のかけひきあたりは、黙読しててもなんか照れちゃったな。

2021/09/28

まさ

いしいしんじさんによるカジュアル現代語訳(京都弁)の源氏物語(抄本)。読みやすい。でもこうも印象が変わるか。光源氏、そうか…。冒頭の人物紹介のページから主要登場人物の人柄も見えてくるので、それぞれどのような関係かもわかりやすいです。ここで興味を持って、本格的に源氏物語の世界へーとなるかな。全編をいしいしんじ本でも読んでみたい。

2024/01/21

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