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新本格魔法少女りすか(4) (講談社ノベルス)

新本格魔法少女りすか(4) (講談社ノベルス)

新本格魔法少女りすか(4) (講談社ノベルス)

作家
西尾維新
出版社
講談社
発売日
2020-12-09
ISBN
9784065215609
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西尾維新ロングインタビュー!『新本格魔法少女りすか』17年の時を経て、いまここに完結!

『新本格魔法少女りすか』の雑誌連載が始まったのが、17年前の2003年10月。2007年3月の3巻刊行後、出版界の中でも多作速筆で知られた西尾維新は、なぜ本作だけ物語を進めることなく、止めてしまったのか。そして、今年再び始動した経緯は――。『りすか』の謎に迫るべく、作家にロングインタビューを敢行した。

イラスト:西村キヌ

 

Q まずうかがいたいのは『ダ・ヴィンチ』2011年4月号の特集内ロングインタビューで、西尾さんは『恋物語 第恋話 ひたぎエンド』で「〈物語〉シリーズ」を完結すると宣言されていました。しかし2020年11月現在、まだ続いています! 何が起こったのでしょうか。 A 危なっかしい言い方が許されれば「〈物語〉シリーズ」は行き倒れるための小説でした。なぜならまだシリーズと呼ばれる前の『化物語』が、小説家人生の集大成として書かれた短編集だったからです。それさえ書ければ死んでもいいと思える小説が小説家ごとに一作ずつあるとするなら僕にとってそれが『化物語』だったわけですが、実際に生き長らえてみると心残りも生まれます。本来は第ゼロ作で…

2020/12/8

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新本格魔法少女りすか(4) (講談社ノベルス) / 感想・レビュー

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ゼロ

最終巻。前巻より13年振りの続刊。第10話が08年に書かれ、その続きが20年に書かれています。同じ本の中で、読み応えに違いがありました。08年の著者なら勢いと虚勢で物語を進めていこうとしたんでしょうが、20年の著者は冗長と説明で物語を閉じました。ラスト3話は、17年後の世界に飛んだり戻ったりし、時事ネタを入れたりして、リスカシリーズではなく、物語シリーズを読んでいるような印象。ページ数が足りないのか、最終決戦は省略され、神檎の存在感はなく、リスカは消え、キズタカは凡人となった。出産エンドは流行りなのか。

2021/07/29

りんご

終わりました!空白期間があっての最終巻ですが、そこを上手いこと内容にも絡ませてきて憎い演出です、コノコノォ。(私とあなたたちの世界がとうとう終わるんだなあ)と思ったら、不覚にも涙ぐんでしまいました。幼稚な自分にもうさよならだぜ。「遊園地化している、血戦の地が、、、、。」と主人公が思う箇所があります。私の心境がまあ、これに近かったわけですけどね、それでもやっぱり読んでよかった。ご都合主義上等。

2021/07/22

紫伊

中高生の頃ハマった西尾維新作品。その中でもりすかシリーズはとても好みの作品だった。そのこともあってかいつも迷った挙句手放せなかった。わたしにとってのそんな作品がついに完結。もう続きは出ないのかと思っていたので嬉しく懐かしくなった。若く赤い少年少女の物語。一巻に濃縮した為か駆け足感はあるけれど再びこの世界に会えたことが感慨深い。この展開や結末はきっと作者が17年前に想定したものとは違う気がする。今の作者だから書けた作品なのではないかとおこがましくも思った。

2021/01/12

ガットウ

★★★3.5点。14年ぶりのシリーズ新作にして完結編。正直内容を、ほとんど憶えてなくて、往生しましたが、色々な意味でユニークな作品でした。

2021/02/07

くぅ

17年の時を経て完結。何もかもがシナリオ通りかのように進めさせられた感。「赤き時の魔女」は誰にも止められない。本人でさえも。17年後の2020年を誰が想像できただろう。最終話は、やっぱりツナギちゃんに癒されました。あとお気に入りキャラの創嗣は強い人間ではあるけれど、キズタカの父親だってことだけは確信した。

2021/01/13

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