天を測る
天を測る / 感想・レビュー
ゆみねこ
咸臨丸に測量方として乗船し、秀でた算術・測量術でアメリカ人を驚かせた男・小野友五郎。今野さんの初の時代小説の主人公はどことなく隠蔽捜査の竜崎さんを思い起こさせる。友五郎のような人物が今の日本の礎を作ったのだと思いました。
2021/01/21
hisa_NAO
作者初の歴史小説とのこと。 幕末~明治の数学者、海軍軍人にして財務官僚である、小野友五郎が主人公。幕末を幕府官僚目線で描いています。 列強の植民地化政策に対抗するため、海軍充実・国防増強に奔走。自分の出来ること、目の前の一つ一つを、理屈に沿って、懸命に実行していきます。 人物像が、作者人気シリーズの某竜崎氏と被るのが、ナニですが…興味深く読めました。 特筆すべきは、勝海舟、坂本龍馬、福沢諭吉など、そうそうたるメンバーの描かれ方。幕府側から見れば、こうなるか! と目からウロコ。
2021/01/11
フランク
☆2
2021/01/23
禁煙たけちゃん
今野さん初の歴史もの。いつものようにさらっと読めた。
2021/01/21
感想・レビューをもっと見る