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悪魔を殺した男

悪魔を殺した男

悪魔を殺した男

作家
神永学
出版社
講談社
発売日
2020-11-26
ISBN
9784065215708
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悪魔を殺した男 / 感想・レビュー

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mint☆

『悪魔と呼ばれた男』の続編。阿久津は統合失調症の診断を受け閉鎖病棟に収監されていた。だが外ではまた逆さ五芒星の猟奇殺人がおきていた。終始暗くじめじめとした雰囲気。展開が早くどんどん人が死ぬしグロい。だけど前作より面白い。そして大どんでん返しで含みを持たせたラスト。次作も気になります。

2021/03/19

itica

次々と起こる凄惨な殺人事件。犯人の後ろに見え隠れする黒幕。予想のできない展開。でも全く予想できないのも辛い。なんで?と思う間もなく主要人物まであっさり死んでいる。何となくモヤモヤしたがエピローグでなるほど、と。特殊犯罪捜査室と言う権力や組織に縛られない捜査機関は、これからどう変貌を遂げるのか。3作目が楽しみだ。

2024/03/09

さっこ

悪魔シリーズ第2弾。今作も面白かった~。展開が早くて惜しみなく(?)人が殺されちゃう。「死なないで」との祈りもむなしく…。誰もが悪魔に心を揺さぶられ悪魔へと堕ちていく。怪しげな人がたくさんいて整理しながら読みました。それぞれが裏をかく罠を張り巡らし、最後に笑うのは誰なのか。前作より今作の方が先への夢を残してくれたので第3弾出るといいな。

2021/03/13

koma-inu

悪魔シリーズ2作目。まず冒頭から前作のネタバレがあるので、1作目を読む事をオススメします。物に触れると過去が視える能力を持つ探偵役vs人の心が聴こえるサイコパスとの対決。真の黒幕の正体は予想通りでしたが、ラストはまさかの幻想的な終焉を迎えます。予想しない幕切れに呆然!探偵と天海が、雨が降り続ける中去っていく姿は、全編通して示された苦悩が解消されたように見え、ニクい演出と思います。3作目は難しいかな・・という気がしますが、期待してしまうシリーズです。

2022/01/29

ゆのん

【シリーズ2作目】人や持ち物に触れる事で記憶を知る事が出来る特殊能力の持ち主・阿久津。敏腕女刑事・天海。この設定だけでも面白いのだが、シリーズ2作目の本作の内容もかなり面白くあっという間に読んでしまった。特殊能力に加えてとんでもない猟奇殺人鬼が大集合の2作目だが、あり得ないと思いつつも『面白ければOK』のスタンスなので3作目を期待したい。『えっ!あの人が??』『まさか、嘘でしょ』となりつつも最後の最後でニヤリとしてしまう。なんとなくアニメ向けの様な設定の登場人物達だがそれに慣れればかなり楽しめる。

2024/02/11

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