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アースダイバー 神社編

アースダイバー 神社編

アースダイバー 神社編

作家
中沢新一
出版社
講談社
発売日
2021-04-22
ISBN
9784065217757
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アースダイバー 神社編 / 感想・レビュー

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koji

縄文・弥生に遡って日本人を考察した書。3つのキーワードで纏めました。まず日本人の「物分かりのよさ」。それは、海を渡ってきた倭人が縄文人が住む日本に居住する時、互いに分かり合えた内面性を表す言葉。これは第1のキーワード。次に「国家との距離」。対馬人の考察から、「国家に組み込まれることを嫌う倭人の精髄」を読み説きます。これが第2のキーワード。最後に「日本の建国過程で起きた政治的階層化の下に眠る縄文の心」。日本の神社(特に伊勢神宮)の地形・習俗から、今でもこれが眠っている事が分かりました。これが第3のキーワード

2022/03/15

Tenouji

縄文時代の学説:捉え方が変わってきたので、少し古く感じられる言説もあるが、聖地に対する特異的なイメージは十分伝わってくる。アルプス山脈のような厳つい山ではない、三輪山のような山がなぜ信仰の対象となるのか…再生のイメージをどのように持つのかは、今の時代こそ必要としてるんじゃね、と思いながら読んだ。

2022/04/24

カタヤマタケシ

縄文人や弥生人の時代に遡り、その時代の信仰や思想を解き明かしていきます。学術的な要素も強く、理解しながら読むのは難しいですが、古代のロマンを感じることができ、どこかわくわく感があります。旧石器時代、縄文人は昔の教科書のような原始生活でなく、自然の摂理と調和を大事にする信仰深い生活をしていたようです。また稲作により利潤が生まれ、これまでの自然循環型社会(横の繋がり)から、権力者による統治が始まっていく様子が、現代にも繋がるようで興味深いです。

2021/10/10

ロータス

とても面白かった。縄文人の思想とギフトエコノミーの思想、太陽神の性別とその成り立ちなどを、最近読んだり買ったりした本と絡めて考えることができた。真偽うんぬんよりも「こういう視点もあるのか!」と瞠目させられるところが良い。

2021/08/21

Funky-TakaOyaji

一万二千年前に日本列島に住み着いた縄文人と、その後二千九百年前にやってきた弥生人は、どちらも中国大陸南岸を北上してきたスンダランド系海人(倭人)であり、似た深層パターンを持っていた為、争うことなく共存し混血が進んだ。しかし狩猟採集生活を主とする縄文人が稲作技術を持ち半農半漁生活をする弥生人と同化していくなかで、新しい日本人は自然に対する意識つまり神のあり方に大きな変化を起こす。更にその後、一部豪族が王権化し皇室が誕生すると、神と神社は全く違うカタチになってしまった。今回はそれらの痕跡にアースダイブする。

2021/12/20

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