KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

め組の大吾 救国のオレンジ(1) (KCデラックス)

め組の大吾 救国のオレンジ(1) (KCデラックス)

め組の大吾 救国のオレンジ(1) (KCデラックス)

作家
曽田正人
冨山玖呂
出版社
講談社
発売日
2021-04-16
ISBN
9784065218310
amazonで購入する Kindle版を購入する

「め組の大吾 救国のオレンジ(1) (KCデラックス)」のおすすめレビュー

『め組の大吾』の続編は、“災害大国日本”を救う若き消防士たちの成長譚。前作の未来、令和の災害とヒーローたちを描く一作

『め組の大吾 救国のオレンジ』(曽田正人、冨山玖呂/講談社)

 特定の季節が来ると思い出す。風の匂いや湿度、温度といった空気感がトリガーとなって強烈な記憶が呼び起こされる。そんな経験はないだろうか。嬉しかった、感動したことより、なぜか思い出すのは恐怖や不安に苛まれた記憶たち。それなのにいざ起こるかもと言われている災害も「自分の身に起こることはない」とリスクは軽く見がちだ。

『め組の大吾 救国のオレンジ』(曽田正人、冨山玖呂/講談社)は、災害といつも隣り合わせの日本で、救助という究極の戦場へ臨む、若き3人の消防士の成長物語を描いた作品だ。

 2023年9月にTVアニメ化もした本作は、1995~1999年に週刊少年サンデーで連載されていた過去作品のその後を描いている。前作の濃く熱くぶっ飛んだキャラクターも陰ながら健在で、今作ではストーリー全体を秘密裏に動かすキーパーソンとして登場している。前作終了から20年、満を持して令和の時代の災害が描かれている。

 いつか来ると言われている大震災は、自分が生きているうちに、どうやらかなりの確率で経験しないといけないらしい…

2024/2/11

全文を読む

おすすめレビューをもっと見る

め組の大吾 救国のオレンジ(1) (KCデラックス) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

こも 零細企業営業

あの、め組の大吾が帰って来た!でも、、、あれ?前の主人公、大吾は?どうなったのかな?変わらず凄い連中だ。。消防官に憧れるお子ちゃまが増えるな。。いい事なんだけど気を付けて欲しいな、、危険だからね、、

2021/04/17

たまきら

冒頭がいきなり地元!甘粕くんが冒頭に出てきたものの、自分たちの知っている大吾は登場せずやきもき。パラレルワールド?どういうことなの?…同時に消防隊員の日常や様々な訓練、扱う機材などのディテールがとても面白かった。早く続きが読みたいなあ。妹から。

2021/10/11

トラシショウ。

「私もまだ動揺しているのです・・・我々が相対した事の無い国難から、この国を救う者達・・・それを我々が育てる・大いに矛盾がありますから」。前作の15年後の日本を舞台に、全ての消防士達の頂点である特救(オレンジ)を目指す新たな、そしてもう一人の「大吾」の活躍を描く「め組の大吾」の続編、と言うよりネクストジェネレーション物。狂気を孕む大吾、未完の大器である駿、負けん気は男にだって負けない雪の三人に絞った造り。今度の大吾も前作から継続してある種の「危うさ」を内包する才気の片鱗を窺わせるが・・(以下コメ欄に余談)。

2021/05/11

JACK

☆ 型破りな消防士の活躍を描く「め組の大吾」の新作。ただし、前作と直接繋がった物語なのかはまだ分からない。令和の時代を舞台にした新しい物語と考えるべきか。国を揺るがすほどの災害が起こり、現場で活躍する救助隊が描かれるところから始まり、彼らがどの様に「オレンジ」になったのかが遡って語られる。この世界では地震が頻発しているらしいので、この先が不安になります。国難に立ち向かう救助隊の活躍に期待。

2021/05/12

ヒロ姐

大吾くんそれはヤバイって。第二巻は6月17日発売。ああ待ち遠しい

2021/04/19

感想・レビューをもっと見る