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今度生まれたら

今度生まれたら

今度生まれたら

作家
内館牧子
出版社
講談社
発売日
2020-12-03
ISBN
9784065218723
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今度生まれたら / 感想・レビュー

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いつでも母さん

内館牧子さん、誰もが一度は思った事を夏江を通して言わせてる。そうそうと頷いたり、そうかなぁと自分の心に問いただしたりして面白く読んだ。『あの時に戻ってやり直す』事を言ってるんじゃない。時間は戻らない。でも、やっぱりどこからでも新しく始めることは出来ると思う。それは覚悟もスピードもかつての自分とは違うことを自覚しているから。時には「今度生まれたら」と妄想するのも楽しいよね。あなたはどう?今の伴侶を選ぶ?違う人生を生きてみない?ただ…夏江の夫のけち臭さは嫌かも私は(笑)

2020/12/21

よつば

「今度生まれたら」私も幾度となく考えて来た事が、本作の主人公・夏江の思いと重なり非常に興味深く読めた。二歳年上のケチケチ夫は定年後「蟻んこクラブ」に入会しウォーキングを楽しむ。二人の息子も紆余曲折あったが自分が選んだ道へ進み、自身の「老後」の在り方を模索する夏江。夏江のキャラが最高で本音と建前の使い分けや毒舌ぶりに噴出してしまう。それでも一度の人生を真剣に考え行動する姿は魅力的。随所に散りばめられたユーモアに笑いながら、人生の選択の良し悪しを想う。今度生まれたらではなく、今何が出来るかを考えたくなる読後。

2020/12/30

ゆみねこ

内館さんの老後小説第3弾。70歳になった佐川夏江は自分の人生を振り返り、節目節目で自分が下してきた選択はこれで良かったのかと悩む日々を送る。夫は趣味の歩く会の活動に夢中、自ら選び勝ち取った結婚相手であったのに不満は募る。今度生まれたら、自分はどう生きるのか?夏江の言動が鼻について、現実にこういう人が身近にいたら絶対付き合わないだろうと思ったり。最後は落ち着く方向で良かった。まあ、面白かったです。

2021/01/04

tan

内館さんはすっかりハマっている作家さん。私は50代だけど私の時代も女子社員は「結婚したら辞める」というのが前提で「うちの女の子にお使い行かせるから~」と言われるのが当たり前。当時を可笑しくも苦々しく思い出しました。私も息子二人いますが、元々娘が欲しかったので夏江の気持ちが良く分かります。娘がいたら一緒にショッピングしたり話し相手になってくれるのに、と。また今更考えても仕方ないけど「人生の選ばなかった方の道」も時々考えます。この本はまさに自分の思っていることがリアルに描かれていて面白かったです。

2020/12/29

とこっぷり

同世代ではないからか、面白かった。70歳で自分の年齢をガツンと突き付けられた主人公の「人生」「夫婦」「生きがい」「仕事」に関する考え方は参考になった。きっと心の毒舌は内館さんが思っていることなんだろうなぁ(笑)主人公と同世代の母は昔から「手に職をつけろ」「今の職場を辞めるな」「子育てしながらでも踏ん張れるならふんばれ」と私に言い続けてた。その気持ちはきっとこういうことなんだろうなぁと。私は70になったときはまた違った価値観がうまれているだろうけど、人間いくつになっても「人から必要とされる」ことは大切かと。

2021/01/21

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