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二人がいた食卓

二人がいた食卓

二人がいた食卓

作家
遠藤彩見
出版社
講談社
発売日
2020-12-09
ISBN
9784065218747
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二人がいた食卓 / 感想・レビュー

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いつでも母さん

おいしさは恋で栄養は愛?上手いこと言うなぁとページを捲る。あらあら、この二人は結婚するのが早すぎた感じがする。終始ざらざらした感覚が私を掴んで離さない。妻の思いはちょっと重いし、夫の行為もちょっと許せない。噛み合ってないのだ。食は大事。食は全てを司る。苦痛になっては本末転倒。夫婦はお互いがちょっとずつ歩み寄って(馴らされてともいうが)共に生きていくのだと思う。ほどほどがいいのだ。この二人はこの選択が正解だと思う。『食』の好みもかなり違う我が夫婦だが『好きを越えてきたのか?』(笑)

2021/01/09

モルク

職場結婚の新婚夫婦。幸せ一杯の結婚生活…のはずが、食に対する価値観の違いから次第にきな臭いことになってくる。妻泉は料理上手で夫の健康にも気遣いカロリーや味付けを控えたり工夫している。夫旺介はお子ちゃまみたいなファミレス舌の持ち主。泉は仕事から帰ると一生懸命夫に喜んでもらうため手の込んだ料理を作る、夫は次第にそれが負担となり、心まで離れていく。あんまり頑張るとこれ見よがしというか、こんなに頑張っている私…が見えてしまうのだろう。それにしても、食の相性はとても大事なことだと思う。

2021/06/01

よつば

心がざわざわし、そのざわつきは頁を捲る毎に増長して行く。食がテーマでこんなにも不穏な作品は珍しい。旺介と泉は20代の夫婦。泉はコレステロール値が高い夫を気遣いヘルシーな食事作りに気持ちを注ぐが、かたや夫は偏食でファミレス舌。エスカレートして行く泉の料理とは対照的に徐々に心が冷えて行く旺介。この食事作りは夫の為なのか自己満足なのか、私には執着に感じホラーの様にすら思えて来る。旺介の気持ちも分からなくもないが、彼が取ったある行動には嫌悪感を抱いてしまう。たかが食、されど食、さじ加減を誤ると待っているのは破滅。

2021/01/03

ゆみねこ

社内恋愛で結ばれた泉と旺介。夫の健康を気づかい食事を用意し続ける泉、旺介は泉の整える食事に馴染むことが出来ない。どんどんすれ違う二人を見ていると切なく苦しくなりました。この二人はお互いを良く理解しないうちに結婚してしまったのかも。

2021/01/16

Kei

最近読んだ、料理なんて愛なんて、でも感じたけれど。食の格差広がっているのですね。食にこだわる人、全くこだわらない人。妙に高級志向になったりする必要はないが、旬のものを正しく頂くは、既にこだわる人なんでしょうね。単純に、言えよ、と。それも口に出せないから問題なんでしょうね。とっても不幸。主人公夫婦を取り巻く同僚たちがリアル。食卓、ジャンクでも幸せな時もあるのに。やっぱり不幸だわ。

2021/04/13

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