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友情 平尾誠二と山中伸弥「最後の約束」 (講談社文庫)

友情 平尾誠二と山中伸弥「最後の約束」 (講談社文庫)

友情 平尾誠二と山中伸弥「最後の約束」 (講談社文庫)

作家
山中伸弥
平尾 誠二・惠子
出版社
講談社
発売日
2021-01-15
ISBN
9784065222669
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友情 平尾誠二と山中伸弥「最後の約束」 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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金吾

◎いい本でした。大人になってから友情を構築していけることはあまり無いように感じているだけに、御両者ともにすごい人物であることが伝わります。相互のリスペクトと人格なのだろうなと思いました。山中さんの別れの言葉は感極りました。平尾さんの「チームワークは個人が責任を果たすこと」という言葉も胸に迫りました。

2021/10/24

piro

平尾誠二さんと山中伸弥先生の、短くも濃密な友情の軌跡。ラグビーが縁で交遊を深めたおふたりは、本来であればもっと長い付き合いになったはず。53歳という若さで癌で逝った平尾さん。早過ぎる別れが悔しい。でも家族や山中先生ご夫妻に支えられて最期まで前向きに生きた平尾さんの生き様は清々しい程でした。とにかく平尾さんがカッコいい。そしてとても素晴らしいご家族です。「治してあげられなくて本当にごめんなさい。」主治医では無いながら、ひとりの医師としての山中先生の真摯な思いに目頭が熱くなりました。

2021/03/19

しーふぉ

対談を通じて知り合った同学年の2人が親友と言っていい関係だというのも初めて知りました。平尾さんの闘病の記録でもあります。ガンになったら治療方法の選択に迫られることがよく分かりました。平尾さんの言葉の端々に色々なことに興味があり勉強しているのが垣間見え、話ししていて魅力がある人だったのですね。また、多忙な日々、少しの時間を見つけては見舞いに訪れ、医者の元に相談に行く山中さんの誠実さに心打たれます。逆縁の不孝をするお袋に申し訳ないという言葉がまた印象的でした。

2022/09/10

Mark X Japan

いい大人になってからの親友が,病で早く亡くなったのは,言葉にならない思いがあるでしょう。二人の対談には,頷くことが多かったです。今更ですが,ご冥福を。☆:4.5

2021/02/18

せいや

「ラグビーボールが楕円形なのは、予測不可能な現実に向き合い、その理不尽さの中に面白味や希望を見出し、困難な状況を克服することの大切さを教えるため」 病気という理不尽な状況さえも受け入れ、山中教授の支えを受けながら前向きに生き抜いた平尾誠二の言葉だからこそ、より重みがある。

2021/08/30

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