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巨悪 (講談社文庫)

巨悪 (講談社文庫)

巨悪 (講談社文庫)

作家
伊兼源太郎
出版社
講談社
発売日
2021-02-16
ISBN
9784065224212
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巨悪 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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ゆのん

初読みの作家。あまり得意ではない『検察ミステリー』に加え約600頁という重さ…読み終わるまで何日掛かるだろうと期待よりも不安の方が大きかったが、あまりの面白さに1日で読み終えてしまった。ニュースなどで大量の段ボールを運び出す映像を観る事があるが、地検がどんな捜査をしているのかも詳しく分かった。そこに根差す『正義』を全うする熱さが読んでいて胸に迫ってくる。『正義』はファンタジーじゃない、確かに存在する…そんな世の中であって欲しいと切に思う。個人的には臼井事務官がとてもお気に入り。他の作品も近々読みたい作家。

2021/03/11

kei302

巨悪に立ち向かう東京地検特捜部の検事や事務官の仕事の地道さと根気強さ。華やかさとか勧善懲悪とは無縁で、だからこそのリアリティーを感じた。和菓子の領収書、メモ書きされた“水”の文字、そして、中澤が検事の道へと進んだきっかけとなった過去の事件との繋がり。 理不尽さを残す終結の仕方に続編を期待してしまう。2018年6月発売単行本の文庫化。 #NetGalleyJP

2021/02/16

シキモリ

全600頁、出し惜しみなしのフルスロットル。大手運送会社の脱税疑惑を発端に、東京地検特捜部に属する検事&事務官の同級生コンビが震災復興支援金を流用する強大な裏金の構図に切り込んでいく。政官財による巧妙な錬金術に、関係者の相次ぐ不審死。そこに地検内の権力争い、更には主人公の妹(相棒の恋人でもある)の殺人事件の謎も絡み合う。定型的な筋書きではあるが、やっぱりこういう骨太で熱量のある社会派ミステリーを読みたいのですよ。私が好きな相葉英雄さんの系譜も感じる。現在40代前半の著者だが、今まさに脂が乗っているのでは。

2021/02/21

ココロココ

電車の吊り広告で見て、検察ミステリーという言葉にひかれて購入。600ページを超える超大作だったけど、長さは気にならなかった。というよりむしろ、それぐらいないと書けないだろう、というくらい、スケールの大きな話だった。事件の核心に近づいていくところは、ハラハラドキドキしながら読んだ。伊兼さんの本は初めて読んだが、他の本も読んでみたい。

2021/03/03

読書熊

骨太な事件ミステリー。警察ではなく検察、それも東京地検特捜部を描いているのが珍しい

2021/04/02

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