UQ HOLDER!(25) (講談社コミックス)
ジャンル
UQ HOLDER!(25) (講談社コミックス) / 感想・レビュー
合縁奇縁
43年後───。刀太の前に突如としてバアル配下の強敵が現れる! 徐々に追い詰められるも刀太は殺されはせず、雪姫が冥王星で始まりの魔法使いを止め続けていることや、仲間たちが既に死んでいることに揺さぶりをかけて、刀太は精神にダメージを与え再起する力を奪おうとする敵の策略を上回り撃退に成功。それから2年後、失った仲間…家族を探して、バロ・ジャカルタにいる刀太だけど、また敵にの罠にハマってしまい40年以上ぶりに再会した、甚兵衛、源五郎、十蔵、九郎丸に救出される。現在のアジトは、かつてネギが使っていた
2021/04/14
トラシショウ。
「いや・違う・まだだ・雪姫が空の彼方で待ってんだろうが」。自分達が世界を救えなかった事、それら全てを忘れて43年の月日が経過してしまった事、残りのUQホルダー達は狩り尽くされたと告げる始まりの魔法使いの刺客アガリ・アレプトの言葉が不死の力を失った刀太を打ちのめす。絶望的な死闘を辛うじて生き抜いた旅路の果てに彼が出会うのは・・・。前巻での衝撃的な引きからの目くるめく新展開。やや停滞化していたお話がちょうどよくシェイプされて再開した印象が強く、これが本当に狙い通りなら作者してやったりだな(以下コメ欄に余談)。
2021/03/10
HK
とても良い。刀太が執拗なまでに突きつけられる救えなかったことへの絶望に、〈実は救えていた〉というアンサーが与えられ、それでもそこから零れ落ちた者たちが無数にいるという苦い現実も確かにある、という描き方がバランス感を感じる大人の作劇。そこにヨルダの目指す「すべてを救う世界」を繰り返し対置させる描き方もとてもロジカル。最近完結を迎えた『エヴァンゲリヲン新劇場版』と共通した問題意識を感じさせる展開で、本作がどのような結論になるか注目して追っていきたい。
2021/07/11
ToTA
不死人が主人公であれば40年後の世界を舞台にできる。世界はまるで変わってしまっているのに不死人たちはまるで変わらない姿でそこにいる。不思議な感覚。
2021/03/22
ピク
全てがインフレしてる話なのに時間までワープしちゃったけど、キャラを絞りにかかるという意味では良かったのかもしれない ネギまからの流れでいうとやはり何度も見た気がするのだけれど 男性陣メインの活躍が今まで足りてなかったのでそこが補えたのは良かった
2021/09/07
感想・レビューをもっと見る