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サイレント 黙認

サイレント 黙認

サイレント 黙認

作家
神津凛子
出版社
講談社
発売日
2021-07-14
ISBN
9784065227749
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サイレント 黙認 / 感想・レビュー

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ちょろこ

げっそり、の一冊。どんな話だった?と聞かれても、面白かった?と聞かれても、出てくる言葉はただ一つ。おぞましい。それしかない。読後は一気に嫌な気分のげっそり感に襲われた。あの儀式には顔面蒼白になるぐらい言葉を喪い、数々の、人を人とも思わない扱い、言葉に心に怒りの嵐が吹き荒れる。人の心を支配し、いとも簡単に壊すのも人なんだな…ということをまざまざと見せられた気分。血よりも大切なものが欠けていることがもたらす恐怖、そして漂う哀しみ。このようなことはつくづく架空の世界の中だけであって欲しい。この支配者、強烈。

2021/08/19

みっちゃん

読み終わってわかるタイトルの意味。手に取った時は幻想的にも感じた装丁の、何の表情もない眼差しが、今は恐ろしい。ただただ、嫌な気持ちだけが胸に広がり澱むような作品だった。

2021/11/05

モルク

あー、やだやだ!ゾワゾワ感いっぱいのオゾミス。コーヒーショップでバイトをする華と客として出会った勝人は交際し結婚を意識するようになる。勝人は母親の経営する会社の御曹司であるが、彼の表情に違和感を感じた華の血の繋がらない弟星也。勝人は信用に足る人物なのか、その本性を探るべく動き出す星也と友人葉月。愛の通わない家庭で育った勝人の闇、そして魔の手は華、さらに星也と葉月にも…。周りが沈黙することで止まらなくなった事件。誰かが声にすれば止められたはず。あー、やだやだ!

2021/09/18

よつば🍀

狂ってる。「ぼくは、なぜうまれたの。」こんな問いをしなければならない子がいる。血が繋がった家族でありながら、我が子をただの物、後継ぎとしか思わない親がいる。その生い立ちから、自身の女性性を忌み嫌い、社会での成功だけを望む母親、名ばかりの父親、共に暮らしながら物言う事が出来ぬ祖母。幼少期からの虐待を全て黙認され続けた子の心の中は、孤独と悲しみで一杯だっただろう。ある事件が発端となり、次々と明らかになる残忍な犯行とその手口。負の連鎖なんて生易しいものじゃなく完全に狂っている。サイコパスな魔家族に戦慄する読後。

2021/08/26

ゆみねこ

カフェで働く華は、大きな建設会社の御曹司・勝人と交際を始めたが、華の弟・星也は勝人の持つ異常さに不安を覚える。勝人の生い立ちと母親の非情さ、父親の不甲斐なさで出来上がった人格なのかと思っていたら…。オゾミス度は前2作に比べるとさほどでもないけれど、虐待シーンは読むのが辛かった。

2022/01/08

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