戦隊大失格(1) (講談社コミックス)
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「戦隊大失格(1) (講談社コミックス)」のおすすめレビュー
【TVアニメ化】『五等分の花嫁』春場ねぎの最新作! 悪の下っぱ戦闘員がヒーローを倒す異色ヒーローコミック『戦隊大失格』
『戦隊大失格』(講談社)
“正義が勝つ”“正義が正しい”なんて誰が決めた?
人類への侵略を開始した悪の怪人軍団、これに正義の大戦隊“竜神戦隊ドラゴンキーパー”が立ち向かう。怪人たちは、毎週日曜日に現れ、敗れ、散り続けていた……。この物語は単なる悪vs.正義の戦いを描いたものではない。主人公は、怪人側の下っぱ戦闘員・D(ディー)であった。
シリーズ累計2,000万部突破の言わずと知れた超人気作品『五等分の花嫁』(講談社)の春場ねぎ氏が世に放つ、予想不可能な異色ヒーローコミックが『戦隊大失格』(講談社)だ。2024年にTVアニメが放送予定で、監督は『TIGER & BUNNY』や『いぬやしき』のさとうけいいち氏、アニメーション制作は『アークナイツ』シリーズのYostar Picturesが手掛ける。
毎週「週刊少年マガジン」本誌で追いかけてきたが、個人的にはスケールの大きい世界観や激しいバトルシーンの映像化が楽しみで仕方がない。本稿はこのアニメの予習になるように、物語の序盤のストーリーとテーマを中心に書いていく。
新感覚戦隊ヒーローコミックの主人公は…
2024/2/27
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戦隊大失格(1) (講談社コミックス) / 感想・レビュー
トラシショウ。
「ライバルの子可哀想じゃん・どうしたって勝つメインキャラを応援する気起きないんだよね・だから戦闘員君を応援しちゃう・頑張ってね」。毎週日曜に繰り広げられる悪の怪人軍団と正義の戦隊ドラゴンキーパーとの激闘。既に13年続くこの戦い、実は一年目に幹部は全て倒され、毎週この茶番を続ける条件で怪人達は戦隊から生かされる存在と成り果てていた。奴隷の様に茶番を演じ続ける事に耐えきれない戦闘員・Dは、捨て鉢な覚悟で戦隊内部への潜入を試みるが・・・。怪作「五等分の花嫁」作者の新作、ではあるんだけどなぁ(以下コメ欄に余談)。
2021/04/23
ひぬ
五等分の花嫁でお馴染みの春場ねぎの新作。毎週日曜に放送される悪の怪人VS竜神戦隊ドラゴンキーパーの死闘は、実は茶番劇だった…というオチから始まる叛逆の物語。最弱の悪の怪人対最強の戦隊ヒーローという構図が面白く、本当にどこに着地しようといているのか分からないので、素直に続刊が楽しみです。フォントで読みにくいところもあるので、そこは読解に時間がかかりますが、絵が丁寧で好印象です。それにしてもドラゴンキーパーが胡散臭い。なんかアマゾンレビューが荒れに荒れまくってるのですが、なぜそこまで荒れるのか…
2021/04/25
山口透析鉄
1・2巻、これもBookLiveの試読版で。 どんな話かと思ったら、戦隊モノで、結構ひねっていますね。 実は世界征服を企んでいたはずの悪の幹部はとうに壊滅しているのに、毎週、ヤラセのショー⁇は続いていて、それに嫌気がさしている末端の戦闘員が主人公として、正義こ味方の組織に潜入したものの……といった作品なんで、基本かなりコメディタッチでも皮肉は効いていますね。 それにしても錫切さんの、ベタだけで表現されている瞳等、気になりますね。 こちらの作品も映像化されるようなんで、ぼちぼち読んではみたいですね。
2022/12/29
LUNE MER
五等分の花嫁の作者による本作はテーマ一転。戦隊ヒーローと悪の軍団の週一の戦闘は実はやらせで、本当は早々に悪の幹部は全滅しており、暴力により敵戦闘員を恐怖支配しているという設定。そんな中、この状況を潔しとしない戦闘員Dが人間に擬態して戦隊組織に潜入する…というのが掴み。前作では、予めラストを想定した上でさりげなく伏線が張られる計算高い構成となっていたので、本作も名作と化す期待をしたくなる。
2022/06/01
じお
★★★☆☆ 「五等分の花嫁」の作者・春場ねぎ先生の新作ということで読む、いわゆる戦隊と怪人を題材にしたストーリーなのでギャグ系かと思ったら、五等分でも見せたミステリーというより今作はサスペンスといったほうが近いかな、そんな感じの物語。探り合いに裏切りに、見えない真意に読めない展開、最後すごい終わり方をしますが今のところ当たり前の話ですけど1巻なのでそこまで盛り上がらず、個人的にはそこまで引きつけられる要素はないかなー。あと絵は上手いです。
2022/05/01
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