機関車先生 新装版 (講談社文庫)
機関車先生 新装版 (講談社文庫) / 感想・レビュー
やぎ
昭和30年代の瀬戸内海に浮かぶ小島の葉名島が舞台。全校児童7名の小学校に病気で口がきけない教師が赴任した。。機関車のように大きいな風貌と、口をきけないことから「きかんしゃ先生」と呼ばれた。そんな先生と児童、そして地域住民との交流を描いた物語。自然描写がとても美しく、子供達の心の機微が伝わってきて感動した。後半は涙無しでは読めませんでした。登場人物が多いのでメモしながら読みました。
雑賀貴志
本文よりも解説が印象的でした。「少年時代が決して永遠にはつづかない」時は常に進んでいくことを再確認させてくれた本でした。
2022/01/25
にゃー
終始涙ぐみながら読みました。機関車先生は優しくて強くて、少しできすぎた存在として描かれていますが、決して綺麗事ばかりの物語ではなく、厳しい現実や避けられない悲しみもしっかりと重たく織り込まれています。島のみんなの純粋さや優しさに、心が暖かくなりました。
2022/02/26
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