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深い河 新装版 (講談社文庫)

深い河 新装版 (講談社文庫)

深い河 新装版 (講談社文庫)

作家
遠藤周作
出版社
講談社
発売日
2021-05-14
ISBN
9784065234488
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深い河 新装版 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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たかし

ヒンドゥー教について学べる。ヒンドゥー教の神はキリスト教の神とは異なり、信仰のみを集めるのでは無く、恐怖などを抱かせるものであった。ガンジス河はなぜかこの小説を読むと尊いものに感じて、一度見てみたいとまで感じる。人は誰しも等しく苦難を経験しているのだ。

2021/12/30

YT

我々は飢えて蠍に刺されコブラに噛まれ病の足を引きずる女神チャームンダーの過去を持っている。そんな過去を抱えた人が導かれるように辿り着いた深い河。 思想や政治の対立、善悪について悩んだり、宗教について考えるたびに個人の無力感やわかり合えなさに苦しんだりするが河は全てを飲み込み流れていく... 私レベルでは言語化が難しいのだけれども、写真や絵画のようにココからココまでが作品って思えない作品というか...なんというか美しい風景のような作品でした。何度も読んで味わっていきたい名作です。

2022/01/06

はるお

新装版。表紙の作家さんのファンだったもので手に取りました。そうでもなきゃ読む機会もなかったと思うのでこれも巡り合わせだなあなんて。作者の名前はもちろん目にすることも何度もあったけど読むまでは...って感じだったのですが思いの外読みやすくあっという間に読み切ってしまった。祈り、許し、罪、生と死...とても興味深い内容で普段使われていない部分が刺激されたような感覚。色々な人の人生を通して様々な事を考えた、気がする。また時間をおいて読めば感じるものも変わっていくんだろうな。いい作品だったと思います。

2021/06/20

TT

読了、信仰とは何か。大津さんの生き方、磯辺さんの妻が亡くなってからの磯辺さんの苦悩。 ガンジス川に集う人々。 信仰をベースにした本であり、あまり読まないタイプの本ではある。 磯辺さんの通過して、作られた考え方に同じ匂いをかんじた。

2022/06/15

die_Stimme

大津という人のことがずっと気になる。なぜインドが舞台になったか。美津子は大津のことが好きだったのか。最後の方で磯辺がいっていた人生と生活の違いとは。磯辺はいい夫ではないようであった。磯辺の妻は死に際に世界のどこかに生まれ変わるから探して、と言った。なぜ?とも思うし、仮に本当に生まれ変わったとして、なぜまた自分を選ぶなんて傲慢なことを考えられるのか。あとがきも面白かった。神学者ジョン・ヒックが「各宗教は同じ神を違った道、文化、象徴で求めている」と述べたのに遠藤が共感したことが紹介されている。まさに大津。

2021/12/05

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