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我が産声を聞きに

我が産声を聞きに

我が産声を聞きに

作家
白石一文
出版社
講談社
発売日
2021-07-07
ISBN
9784065237137
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我が産声を聞きに / 感想・レビュー

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starbro

白石 一文は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。表紙写真から猫小説かと思いきや(脇役猫は登場)、熟年夫婦危機小説でした。色々と原因や経緯はあると思いますが、夫婦は所詮他人で分かり合えないということかも知れません。 我が家は、銀婚式は無難に過ぎ去りましたが、金婚式を迎えられるかは、色んな意味で微妙です(笑) https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000352684

2021/08/08

いつでも母さん

お金の心配の無い夫婦の話。いや、肺がんの診断を受けた夫から、唐突に家を出ると言われた妻の心模様を実に淡々と綴られていて、現実味を感じないのが逆に真なり?なんて思いつつあっという間に読了に至る。まぁ、夫婦と言えども所詮は他人なのだからとバッサリな感じ(私が)この夫を一人娘の真理恵が「完璧意味不明だよ、あの人」と吐き捨てたがそれに尽きる。ドラマ仕立てに感じるのは私が穿っているからだろうか・・コロナ禍の世情を背景にしてるのだけがリアルだった。

2021/07/30

machi☺︎︎゛

結婚20年を迎えた夫婦に訪れる青天の霹靂。子供も大きくなり夫婦で仲良く暮らしてるつもりだった名香子はある日夫の良治から癌であることを告げられると共にもっと衝撃的な告白をされる。ここまでは良かったんだけど個人的にはその後の展開がもっと読みたかった。これではただただ良治のわがままに振り回される家族という感じで良治の勝手さにイライラした。でも名香子にしか分からない夫婦の形もあるような気がした。

2022/01/30

おしゃべりメガネ

久しぶりの白石さん作品です。夫婦、家族、親、そして新型コロナなどあらゆるコトを改めて考えさせてくれる内容でした。47歳、英語講師をしている「名香子」はある日、54歳エンジニアの夫「良治」から一緒に病院に付き添ってほしいと言われ、結果夫は肺がんとの診断。更に驚くのは夫がいきなり「これから妻ではなく、別な好きな人と暮らす」と言い出し、事態は思わぬ方向へ。昨今のコロナ禍における描写もあり、様々な夫婦のあり方について思うトコがあります。少し唐突すぎるかなと思えないトコもなくはないですが、テーマは面白い作品でした。

2021/08/22

あすなろ

氏の作品を長らく読んでいるが、よく人生の転機を描かれている。それが今回は、新型コロナをモチーフに描かれたのだろう。自分も含めて世は新型コロナを契機に転機を迎え、若しくは思索している。思索や模索、結論からいうとまだまだ世がそんな感じであり、白石氏のこの新作もそんな感触である。しかし、本作で煎じ詰めて考えられている事は分かる気がする。そんな感触で終わる。氏にもう一作はコロナをモチーフにそれを転機に掲げた作品を描いて頂きたい。熱心な読者にとって今が何らかの転機である事は間違いない故。それは外的にも内的にもである

2021/09/12

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