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絵草紙 波風露草玉手箱

絵草紙 波風露草玉手箱

絵草紙 波風露草玉手箱

作家
日和 聡子
ヒグチユウコ
出版社
講談社
発売日
2021-09-23
ISBN
9784065237243
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絵草紙 波風露草玉手箱 / 感想・レビュー

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びわこっこ

アンニュイなヒグチユウコの描く少女や動物達と、幻想的な日和聡子のお話で、昔話ではない、現代の異世界に誘われる。🌌 「うらしま」はお伽話の『浦島太郎』をベースとしているが、妹が失踪した兄を探して、瓷の中に入り、異世界で不思議な少女と出逢う。おはじきを一つもらうが、現実世界に戻ると、カタツムリの殻だった!もう一つの「蓬莱記」は、竹林の庵に棲む即氏と生き物との禅問答のような噺。暗闇の中で、異形のものが次々と現れ、問答を交わす。朝日が闇を祓うと露草の露が葉から落ち、氏はひとり彷徨う。幻想的な異世界を体験した。

2021/09/25

Yuri

『うらしま』『蓬莱記』の2作を幻想的な雰囲気で堪能。イラストも文体も素敵です。

2021/10/17

ひろ

ヒグチユウコさんの装丁に惹かれて。著者の日和聡子さんは初読。「うらしま」「蓬莱記」の二つの話が収録されている。絵草紙との名の通りに格式高さが感じられ、一ページずつ丁寧に読まねばという心地が生まれる。フォントも特殊で良い。静かでほの暗い物語に、随所で添えられる挿絵。紙の本である良さが得られる作品だった。

2021/10/20

豆電球

耽美な世界に浸りたくて手に取りましたが、読み物として普通に面白く、日和聡子さんの他の本も読んでみたくなりました。選ぶ日本語がとにかく好き。「蓬莱記」の、誰かであって誰でもないモノたちとのやり取りが心地よく、もっと永い間この空気の中に留まっていたいのになぁという気持ちです。短編である事が口惜しい。ヒグチユウコさんの装画はもう私が語る必要もないですね。絵と文の相乗効果ったらもう。

2021/10/16

だんでらいおん

【図書館本】美しくて妖しい、溜息が出るようなヒグチユウコさんの画と魅惑的な文章の日和聡子さん。浦島太郎がベースになっている「うらしま」と。おそらく、蓬莱とは仙人が住まう世界を表現した、実体のない神様たちのお話の「蓬莱記」。どちらも妖しく美しい絵草紙で楽しく読ませてもらいました。どちらにも「かめ」(変換出ません‥)が共通で出てきますね。

2021/11/20

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