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線は、僕を描く (講談社文庫)

線は、僕を描く (講談社文庫)

線は、僕を描く (講談社文庫)

作家
砥上裕將
出版社
講談社
発売日
2021-10-15
ISBN
9784065238325
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線は、僕を描く (講談社文庫) / 感想・レビュー

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よっち

両親を交通事故で失い、喪失感の中にあった大学生・青山霜介。アルバイト先の展覧会場で水墨画の巨匠・篠田湖山と出会い、初めての水墨画に戸惑いながらも魅了されていく青春小説。湖山に気に入られてその場で内弟子にされた霜介と、反発して翌年の「湖山賞」での勝負を宣言する湖山の孫・千瑛。初心者ながらも水墨画にのめり込んでいく霜介に、彼と関わるうちに千瑛もお互いに刺激を受けて変わっていって、才能だけでも技術だけでもない水墨画の世界で、その本質に向き合い続けた二人が迎える結末には新たな未来が垣間見えました。面白かったです。

2021/10/15

あおやまみなみ

大学生の霜介がアルバイトをきっかけに水墨画と出会い、自分と、他人と、そして世界と向き合っていく話。 全体的に言葉が優しくて柔らかく、安心して読めました。 絵師たちが線を描くときの描写がものすごかった。立体的で情緒的で、とにかく洗練されていて美しかった。 霜介に対する湖山先生の、水墨画だけでなく、生き方そのものを教えているような温かさがとても良かったです。 何かを創り上げるとき、最後に大切になってくるのは、技術でもなければ才能でもなく、心なのかもしれないと感じました。

2021/10/24

y.t

白と黒で描かれる水墨画の世界を経験したことの無い自分に伝わるくらい、表現力が良かった。登場人物の心、考え方を水墨画を通して表現を行っており、とても分かりやすい表現であった為、物語の世界観に溶け込み、没頭することができる作品だった。

2021/10/26

あばら谷

水墨画を題材した小説。かなりマイナーなテーマだけど、作者自身が水墨画家であることを知って納得。全く知らない世界を、学術書ではなく小説として読めることに価値がある気がして、よく書いてくれた!と作者にお礼を言いたい。文章はやや冗長に感じるかもしれないが、水墨画の世界に触れるためなら斜め読みでも十分雰囲気を味わえる。漫画化されているようだが、近い将来に実写映像化もされると思う。

2021/10/24

Daiki Enomoto

水墨画をテーマにした小説。墨と水で描かれる水墨画の世界を、鮮やかに文字で読ませて読み手に描かせる作品だった。キャラクター設定もバランスが良かったし、キリッと前を向ける静かで力強い読後感がとても気に入った。

2021/10/21

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