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聖刻

聖刻

聖刻

作家
堂場瞬一
出版社
講談社
発売日
2021-08-25
ISBN
9784065240557
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聖刻 / 感想・レビュー

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旅するランナー

捜査一課の女性刑事柿谷晶が主人公。突っ走り、ぶち当たり、つんのめる、強烈なキャラ。ワイドショーの大物司会者の息子による殺人事件から、ネットリテラシー、犯罪者・被害者家族支援へと展開する困難な対応を迫られる。大友・村野・髙城ら堂場小説キャラも登場し、ファンも納得の面白さ。タイトルの意味が刻まれた最後の一行に鳥肌たちます。新たなシリーズの幕開けです。

2021/10/24

いつでも母さん

堂場さんの新シリーズかと思ったでしょ?違うのです(いや、違うとは言えないか)支援課の新しいステージに加入する柿谷晶!新しいキャラ紹介作品と言ったところか。ネット上の誹謗中傷は小説の中だけじゃなく、現実にも問題多しで何とかならないのか?それで死を選ぶのは哀しすぎるよね。私はこの柿谷晶は本能的に苦手なタイプの気がしてる。ただ、今後村野たちと共に働く事で私の苦手意識を払拭させて欲しい(かなりの上から目線)実刑判決を受け出所後、行方不明の晶の兄がいつか何かに絡んでくるのかな?それもまた楽しみだ。

2021/09/17

KAZOO

堂場さんの新シリーズが始まったようです。女性刑事で筋を通す感じでしっかりしすぎているようです。今回の事件はニュース番組のMCの息子が殺人を犯して番組を降りるものの、ネットの攻撃にさらされます。最近のSNSなどの状況をうまく描いていると感じました。主人公は加害者家族を守る側ということですが、息子の妹を死なせてしまいます。最後はうまく決着をつけてくれます。堂場さんのほかのシリーズに出てくる常連が出てきたりします。次回作ももう文庫で出ているようなのでさっそく読もうと思っています。

2022/09/13

タイ子

捜査一課の柿谷晶刑事の元に女性殺人の容疑者・前尾弘大が出頭したとの連絡が。彼の父親は大物司会者。ネット社会の世はあっと言う間に加害者家族まで地獄に突き落としてしまう。晶は加害者家族のサポートをするよう上から指示が出る。どうして私に?何故?周囲も見て見ぬふり。先に「チェンジ」を既読の読者はすでに察する。ははぁ、ここに繋がるのか!と。容疑者の妹が自殺をしたことで晶の魂が燃え上がる。何故なら晶自身、ある事件で家族の過去に遺恨があるから。お馴染みの刑事も登場の中、晶の新しいチャレンジが始まろうとしている。楽しみ!

2021/11/21

ゆみきーにゃ

面白くて一気読み。次の日辛い。。。全く赤の他人に勝手に妬まれ勝手に恨まれたらたまったもんじゃあない!!堂場さんの色んなシリーズの方々が出てくるサービスもあり最後までどんな展開になるのかワクワク。新シリーズが始まるね(^^)

2021/09/16

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