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最後の挨拶 His Last Bow

最後の挨拶 His Last Bow

最後の挨拶 His Last Bow

作家
小林エリカ
出版社
講談社
発売日
2021-07-07
ISBN
9784065240601
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最後の挨拶 His Last Bow / 感想・レビュー

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ぐうぐう

亡くなった父を綴る行為は、小説という形を選択したことで、まず時空の壁を超える。『シャーロック・ホームズ』の翻訳者だった父への想いは、いつしかホームズの住むベーカー街221Bへと導かれ、『ホームズ』を書いたコナン・ドイルの心境へと移っていく。それは不思議と、いや、必然的に父の心境と重なるのだ。父の過去は、日本の歴史を映し、やがて自分を含む家族の姿を照らし出す。その時空を巡る旅の中で、作者はひとつの、そして確かなる実感を得る。(つづく)

2021/07/26

Fondsaule

★★★★☆ シャーロック・ホームズの翻訳家だったお父さん。 モモ、アジサイ、ユズ、リブロ四姉妹の末っ子、四女リブロが、家族の話をしてくれる。 やっぱりホームズってのは特別な存在なんだ。

2021/07/16

pirokichi

シャーロック・ホームズの翻訳家を両親にもち、四姉妹の末っ子である著者の家族の物語。家族が生きた練馬区ヴィクトリア町はどうも我が家のご近所だ。倒れて頭に穴を開けられた夫の事を「頭を銃で撃ち抜かれるよりはずっとまし」等、母親が時々口にする冗談が、ブラックでクスッと笑えて、さっぱりした母親の性格や家族の関係性も見えて、いいなあと思った。少しおかしみのある淡々とした文章は、だからこそ、より亡父への家族への思いが伝わってくる。「言葉によって、わたしたちは出会える」(柴崎友香さん帯文)。両親の出会いも素敵。

2021/07/11

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