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青い春を数えて (講談社文庫)

青い春を数えて (講談社文庫)

青い春を数えて (講談社文庫)

作家
武田綾乃
出版社
講談社
発売日
2021-07-15
ISBN
9784065243862
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青い春を数えて (講談社文庫) / 感想・レビュー

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野比玉子  

ナツイチ購入。大人の一歩手前の彼女たち。校則という理不尽なルールに縛られた中で自分探しをしている。嫌われたくないが為に言いたいことをオブラートに包んで上辺を取り繕っている。「でも、伝えようとしなきゃ、なんにも始まらないんだよ」

2021/07/19

ざぼ

自分は青春のほぼ全てを部活に捧げた。その時間を非効率だと切り捨てる辻脇や長谷部には賛同できないが、彼女らの考え方も間違ってはいないと思う。だって青春は十人十色なんだから。「でも、伝えようとしなきゃ、なんにも始まらないんだ」多感で不器用な青年期のアイデンティティと多様性を認めること、各々の気持ちの差を伝達して周りから理解を得ること、辺りが仕込まれたテーマであろう。それにしても武田さんの描く主人公の動きは自分と似ている箇所が多い。読むと己の思考回路を解き明かされていくみたいで、嬉しくも怖くも痒さも感じる。

2021/07/18

bluets8

学校や社会に感じる息苦しさ。型にはめられることへの忌避感と、逆にそこからはみ出すことへの恐怖感。夢やプライドと現状との隔たりへの苦しみ。きっと誰もが感じたことのある若い頃の葛藤に、悩み苦しみ抗う思春期の少女たちの今を切り取った短編集。こんなこともあったなとノスタルジーな気分になれて楽しい読書時間だったが、同年代が読むとどう思うのだろう。共感できて嬉しい気分になるのか、同じ悩みを抱えている人がいることに安心するのか、悩みに対して特に答えがないことに落胆するのか。学生時代に読んでみたかったと思う作品だった。

2021/07/27

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