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死物語 上 (講談社BOX)

死物語 上 (講談社BOX)

死物語 上 (講談社BOX)

作家
西尾維新
VOFAN
出版社
講談社
発売日
2021-08-19
ISBN
9784065244548
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西尾維新デビュー20周年記念ロング・ロングインタビュー 20タイトルをキーに語る、西尾ワールドの変遷(第4回)

『キドナプキディング 青色サヴァンと戯言遣いの娘』(西尾維新/講談社)

 昨年、作家生活20周年を迎えた西尾維新が、セレクトした20タイトルとともに、その道程を振り返るロング・ロングインタビュー。第4回は、『りぽぐら!』『終物語』『ヴェールドマン仮説』『デリバリールーム』、『死物語』+『戦物語』について。テクニカルなチャレンジの楽しさと、「親子」「出産」という新テーマに着眼した理由、広がり続ける「〈物語〉シリーズ」への思いなど、今回も読みどころ満載だ。

(取材・文=吉田大助)

ロングインタビュー 第4回 ⑫『りぽぐら!』 ──特定の文字を使わないという制約のもとに書かれた作品=リポグラム。自ら挑んだ究極の言葉遊びにして過酷な実験小説は、作家に何をもたらしたのか。 『りぽぐら!』(西尾維新/講談社)

──『りぽぐら!』は、短編小説3本をそれぞれ異なる文字制限に従って4パターン執筆した、12編+αが収録されています。西尾作品の特徴の一つである、言葉遊びの面白さを煮詰めに煮詰めた一作です。なぜ書くことにしたんですか、最も伺いたかった1冊でもあります(笑)。

西尾…

2023/2/26

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死物語 上 (講談社BOX) / 感想・レビュー

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starbro

西尾 維新は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。物語シリーズも読み続けています。モンスターシーズン完結の『死物語』上は、新型コロナウィルスの巻でした。吸血鬼も感染するとは(笑) 続いて下巻へ。トータルの感想は下巻読了後に。 https://www.youtube.com/watch?v=yHgi4IpHGSo

2021/09/25

ゼロ

死物語の上巻、実質はモンスターシーズンの最終巻。下巻は千石撫子の番外編の意味合いが強かったので、今巻がシリーズの終わり。物語シリーズであらながら、現代のパンデミックを作中に絡ませており、物語シリーズの時代背景を無視しているのが、著者らしい。物語としては、ラストの50頁で動いており、全体としてみると冗長。阿良々木暦の大学生編が終わり、忍とデスの関係性に区切りをつけた一冊。物語の真相には無理があるので、納得はしない。このシリーズに続きを描くとしたら、社会人編になるが、それは面白いのか疑問。長い間の展開に感謝。

2021/11/27

南北

吸血鬼だけが感染する謎の病気にかかったデストピアと忍野忍の物語。そこに新型コロナの話題を取り込んだ形になっている。これまでもプリキュアを初めとして同時代のアイテムを作中に取り込むことがあったが、ここまでがっつり描くと今の時代に振り回されているのでは?という印象も受けた。この巻で阿良々木暦も大学卒業となったし、忍野忍もデストピアの死を受け入れることで「死物語」としてうまく完結できたと思う。すでに阿良々木暦が社会人になった姿は「結物語」で描かれているが、今後続編があるのか楽しみに待ちたい。

2021/11/19

ナギ

感染症にまつわるお話でした。コロナについて語る作品は少ない中でどう描いていくのかなと思いましたが、現実その通りに描写すれば良いんですよね。と原点を回帰したような気分になりました。そして、吸血鬼にだけかかる感染症を調査する主人公と忍だったが……という事でヨーロッパへ。内容としては特に驚く事もなく、という感じでした。作中の下巻推しが凄かったので下巻読みます。はい。

2022/12/04

ネムコ

がっつりコロナ禍のお話。内容もコロナにインスパイアされたみたいだったけど、もっと以前から予告されていたから違うかも。今回は韻を踏む語りがいつもみたいにカチッと嵌まっていなくて残念。やっぱり難しいんですね。阿良々木くんの内省的な性格が忍ねえさんにまでウザがられて、ざまぁみろっと思った。

2021/10/17

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