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まっくろ (講談社の創作絵本)

まっくろ (講談社の創作絵本)

まっくろ (講談社の創作絵本)

作家
高崎卓馬
黒井健
出版社
講談社
発売日
2021-09-24
ISBN
9784065247341
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まっくろ (講談社の創作絵本) / 感想・レビュー

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あすなろ

男の子は真っ黒な絵しか描かない。描き続ける。皆咎める。でも、それで最後に出来たものは?よく、幼い子の絵の内容や色遣いを咎めてはならずと聴く。僕も放置している。自由奔放な彼等の方が普通で常識的な図柄や色遣いを念頭にしている我々大人の方が小さな小さな枠に陥ってしまっている事に気がつく。この子の出来上がった絵を見て上げて下さいね。

2021/11/14

絵を描く授業で、ひたすら黒く塗りつぶす作業をしている子供。周囲は心配の眼差し。出来上がった絵は、まさに天才だと思いました。大人にはこの発想はできないな。この子の将来が楽しみです。

2021/11/07

☆よいこ

絵本。ものの見方について考えさせられる本▽「みんなのこころにうかんだことをかいてみましょう」学校でのお絵かきの時間、男の子は画用紙をまっくろにした。学校が終わっても家に帰っても朝になっても休みになっても、男の子は画用紙をまっくろにし続けた。大人も友達も心配した。「まっくろだけどやわらかい。まっくろだけどこわくない」男の子がたくさんのまっくろい画用紙を並べると、そこには大きな絵が完成した▽心配しちゃうよね。完成させるまで待てるかなぁ▽読み聞かせ3分だけど、どう紹介したらいいか悩む。2021年刊

2023/12/06

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

「こころにうかんだことをかいてみよう」と先生に言われ、書きだした子供達。主人公の少年は画用紙を真っ黒に塗りつぶしていく。学校でも家でもその後もずっと・・。戸惑う大人や周囲の人々。本の中の大人たちを同じように少し不安になったが途中で理解が出来た。子供の可能性、想像力を奪ってはいけない。辛抱強く見守るのも必要だと感じた。

2022/01/04

とよぽん

あぁ、そうか。子どもを、信じて待つこと。否定しないで見守ること。そんなことを思い出させてくれた絵本。作者の高崎さん、何と優れた創造性の持ち主!

2022/01/09

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