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考えて、考えて、考える

考えて、考えて、考える

考えて、考えて、考える

作家
藤井聡太
丹羽宇一郎
出版社
講談社
発売日
2021-08-26
ISBN
9784065250402
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ジャンル

考えて、考えて、考える / 感想・レビュー

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旅するランナー

史上最年少五冠おめでとうございます。丹羽さんの分析によって、①困難を乗り越える力、②他者への尊敬の念、③飽くなき探求心が、藤井さんが身に付けた哲学だそう。そしてトップの条件として①負けず嫌い、②忘れる力、③孤独の力を挙げられてます。羽生世代の局面に対する美学、杉本師匠による「燃えよドラゴン」観賞など、興味の尽きない話題も盛り沢山。読書の意義について語られるところもあって、村上春樹「遠い太鼓」も小学生で読んだそう。成長スピードが速すぎます。まだまだ底知れない凄みを感じます。

2022/02/13

けんとまん1007

対談になっていること自体が、一つの答え。決して、難しい言葉を使っているのではないが、内容は、広く深い部分も多い。まさに、本のタイトルのとおり。考えて考え抜くことをやっているからこそだろう。将棋という文化の立ち位置を変えつつある存在だと思う藤井四冠。景色、言語化という二つの言葉が印象に残る。

2021/11/16

佐島楓

丹羽さんと藤井さんの対談本。丹羽さんがリードする形で進んでいくけれど、これだけ密度が濃く、長時間の対談で崩れない藤井さんはすごい。分析力と論理性のカタマリみたいな人だ。だからといって、子ども全員に将棋を習わせても、藤井さんのようになれるわけではないだろう。同時代を生きることができて幸せに思ううちのひとりだ。丹羽さんの御本も読んでみたいと思う。

2021/09/09

アコ

藤井さんのデビューで将棋に興味を持ったファンなので、彼が記録にはまるでこだわりがなく〈大好きな将棋の真理を追究したい〉〈より強くなることで新しい景色を見たい〉といった気持ちで対局に臨んでいることはすでに知っている。そのため「へー!そうだったんだー!」的な発見は少なめ。ただ、改めて非常にクレバーな青年だと感じた。63歳年上で異なる世界で活躍してきた丹羽氏に気圧されることなく、おべんちゃらを言うわけでもなく。だから丹羽氏も藤井さんが大好きで『年の離れた友だち』と言うのかもしれないね。/AIネタもあり

2022/01/24

kanki

藤井聡太さんのことが知れて将棋好きには面白い。丹羽さんのギグエコノミーのこと、勉強になった

2021/12/06

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