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西遊妖猿伝 西域篇 火焔山の章(3) (モーニング KC)

西遊妖猿伝 西域篇 火焔山の章(3) (モーニング KC)

西遊妖猿伝 西域篇 火焔山の章(3) (モーニング KC)

作家
諸星大二郎
出版社
講談社
発売日
2021-11-22
ISBN
9784065250808
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西遊妖猿伝 西域篇 火焔山の章(3) (モーニング KC) / 感想・レビュー

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こら

今巻の見せ所は、何と言っても悟空と牛魔王の一騎討ちに尽きます!諸星先生、御年70過ぎてるのに静謐かつ迫力あるアクションシーンを描かれるのが凄い。アマルカの妖術も素手で跳ね返す牛魔王。いったい悟空との因縁とはなんだろう…

2021/12/30

kokada_jnet

とにかく「名作」として続いてきたこのシリーズだが。この巻の展開は疑問に思うことが多い。登場人物が、無意味に過剰に増えてしまい、必要以上に複雑になってしまっている感がある。また、猪八戒が、彼が連れ出した女と二人で、遊郭でバカげた騒動を繰り広げる場面。こういうギャグも、本来の諸星先生の作風にあるものだが、この名シリーズで、ここまでのオフザケ劇はいらないと思い、共感できず(笑えないんだよ)。なお、当巻で本格的に登場する牛魔王は、存在感があっていいキャラクターだ。

2021/12/03

sin

拐われた子供を追った悟空は牛魔王と対決する。それはまるで天が授けた宿命のようにどちらかが倒れ伏すまで殺るか殺られるか、それでいて静謐な闘い…だった。その頃、女奴隷を拐かした八戒は悟浄に連れて行かれた遊郭で浮かれ騒ぐ、牛魔王と引き分けた悟空は騒動の元となった怪異に出会い、そこで因縁のある仇敵と対峙する。

2021/12/15

ぐうぐう

牛魔王と対峙する悟空。その緊張と激情の場面を諸星大二郎は、静寂と白さで描いてみせる。その凄みよ。両者、ゆっくりと近付き、バトルが始まる演出も憎い。活劇としての『西遊妖猿伝』を充分に心得た描写だ。あと、サソリ女登場のシーンも素晴らしい。そして前巻ではマスク姿、リモートでの出演となった講釈師だが、今巻ではついにワクチンを打ったことを報告するに至る。それもこれも、もう全部面白い!

2021/11/27

1年に2冊も発売されるとは……! 嬉しいけれども、話がどんどん膨らんで、さてどうなっていくのか見当が付かない。少なくともすぐには決着がつかなさそうで、まだまだ楽しめそうだが……このペースで連載が続いていくことを心より希望。

2021/11/23

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