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ロミオとジュリエットと三人の魔女

ロミオとジュリエットと三人の魔女

ロミオとジュリエットと三人の魔女

作家
門井慶喜
出版社
講談社
発売日
2021-11-26
ISBN
9784065257418
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ロミオとジュリエットと三人の魔女 / 感想・レビュー

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のぶ

本作は自分が先に読んだ、真藤順丈さんの「ものがたりの賊」に構成が似ているように感じた。真藤さんの方は日本の文学の登場人物が入り乱れて、物語を進めていくのに対し、本書はアドリア海の小さな島国、イリリアを舞台にシェイクスピア自身や、ロミオ、ジュリエット、シャイロック等、作品の登場人物を登場させドタバタ喜劇を繰り広げる話だった。中身は正直、荒唐無稽で何でもありの世界が展開していく。自分はシェイクスピアの作品に詳しくないので分からなかったが、彼の作品の要素が込められていたかもしれない。詳しい人なら楽しめるかも。

2021/12/18

うののささら

イギリスの紫式部、シェークスピアはなかなか和訳が難しく読んでてもいまひとつに個人的には思う。卓越した人間観察と心の描写を門井さんみたいに楽しく書いたら面白いな。十二夜のヴィオラにセバスチャンにオーシーノ伯爵、真夏の夜の夢の妖精パックなどシェークスピアのフルキャストが出てきて楽しく読めた。道化役で登場のシェークスピアは出会った名言を秘密ノートに日々書き込み、材料をたっぷり仕込んで虚曲を書き始める。架空と現実は人が思うほどの差はない。

2021/12/24

えみ

これこそ本当のウィリアム・シェイクスピアの処女作か!?あの有名な『ロミオとジュリエット』はこうして生まれた(?)まさかのドタバタ誕生劇、ギョッとしてクスッと笑えるシェイクスピアの大胆な小さな島国・イリリア救出作戦。彼の才能開花、劇作家・シェイクスピア誕生の瞬間、伝説の始まりを皆で目撃しよう!!才能無しと言われたイングランドの俳優・シェイクスピアはイリリアの公爵家で交流した人々を巻き込みながら、一世一代の危機脱出作戦のための劇台本を書き上げる。彼の運命を変えたものは一体何?悲劇を招かぬための喜劇を今ここに!

2021/12/05

いたろう

シェイクスピアの若かりし日、劇作家としてデビューした時の物語(?) と言っても、シェイクスピアの作品に出てくる登場人物たちが普通に登場し、シェイクスピアの戯曲の中の台詞が飛び出し、ドタバタになった、これは、シェイクスピアのパロディー小説。直木賞受賞の「銀河鉄道の父」を初め、近年は、すっかり近世・近代中心の歴史小説家となっていた門井さんだが、本作は歴史小説とは言えない、史実無視のライトなコメディで、門井さん、急にどうしちゃったの?という感じ。最近の作品にない軽さは驚きだが、まあ、たまにはこんな作品もいいか。

dolce vita

作中の人物、しかもかなり本編とは違う、とウィリアム自体が絡みながら進むストーリー。時勢も状況もドラマチックに装われ、劇さながらに展開する。#NetGalleyJP

2021/12/03

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