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死にふさわしい罪

死にふさわしい罪

死にふさわしい罪

作家
藤本ひとみ
出版社
講談社
発売日
2021-10-27
ISBN
9784065257852
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死にふさわしい罪 / 感想・レビュー

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chantal(シャンタール)

数学を偏愛する高校生が鵯越の別荘で出会う芽衣とその伯母。芽衣の夫は一年前に謎めいた失踪をしていた。平家落人伝説が残る「宝池」がキーなのだが、元は「糺池」であり、なぜ糺池であったのか歴史的、科学的解明がなされ興味深い。ミステリーではあるが、それよりも数学男子の頭の中を知ったり、池田理代子とベルばらを髣髴とさせる老漫画家の生態を楽しむお話。読後に『皇女エリザベート』の作家だと気づく。随分内容が違うと思ったが、確かにフランスの歴史について随分詳しく説明されていた。数学男子は日本史知らなさすぎて面白かったけど😅

2022/02/15

日の丸タック

人を愛するか故……いや、愛されすぎた故なのか? 自分を見失い相手にのめり込む…果ては相手を殺すことで決着をつける。 途中のストーリーも…数学との対比も…わかるようで今ひとつ理解し難い。 和典の行動自体も今ひとつ納得できない。 余り自分には合わないと感じた。

2022/01/05

Gemi

このタイトル「死にふさわしい罪」にひかれて手に取ってみた。藤本ひとみさんは初見。数学の天才、上杉君は彼女にフラれたばかり。なのに母の一族が集結するクリスマスの準備のために神戸の別荘に派遣された。隣の家は老漫画家の理咲子とその姪の芽衣が住んでいた。芽衣は気象予報士で夫は失踪している。近くには現地の人は近付かない沼がある。そんな状況で上杉君は芽衣の夫の行方を調べだす。色々ミスリードもあって最終タイトルの意味に、その死にふさわしい罪に納得。でも共感はできないが分かる部分もある。そして上杉君の恋愛も明るい兆しが。

2021/11/30

一五

上杉君は、どうしても解を求めてしまうんだな。別荘の隣の二人の女 なんだ このウザさは? 関わるんじゃないよと言いたい

2021/11/29

こんぶ

高校生のKZメンバーの様子が知りたくて読んでいるシリーズ。毎回暗い事件が起きて気持ちが暗くなるぅ。 好き過ぎて自分が無くなっていく、だから自分を取り戻すために最愛の人を殺す。自分にはその感情がよくわからなくて恐い。激しい人ばかりが出てくるな。宝沼恐い。そんなエビがいるなんて。 上杉君一人でもガンガン攻めていくのが面白い。KZメンバーと関係が続いていて良かった。彩目線でも書いてくれないかなぁ

2022/04/18

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