五分後にホロリと江戸人情 (講談社文庫)
五分後にホロリと江戸人情 (講談社文庫) / 感想・レビュー
とし
ホロリとさせられる人情話良かったです。
2023/12/23
真理そら
神田講談町の保呂利長屋が舞台。吉森大祐、岡本さとる、泉ゆたか、輪渡颯介、稲葉稔、三國青葉、風野真知雄の七人による18編の競作短編集。三國さんのようにシリーズの番外編のお話もあったり、同じ長屋で展開されるそれぞれの作家さんの個性を読み比べることが出来て楽しい企画。
2022/03/19
けやき
時代小説ショートショートの共作集。吉森大祐さんの「あまやどり」がベスト。稲葉稔さんの作品は結末にひねりがあった。三國青葉さんのシリーズものの番外編はずるいと思いつつもシリーズものも読みたくなった。風野真知雄さんの作品は他作品共通の長屋名がなかったがやはりうまかった。
2022/03/31
ぽろん
タイトル通り、どの話も短く、最後にホロリとくる。風野さん以外は、作者は、違えど同じ長屋というのが嬉しい趣向。一番嬉しかったのは三國さんの損料屋見鬼控えの番外編に出逢えた事!輪渡さんのあのお父さん、笑った〜。
2022/05/05
のんちゃん
江戸は神田、保呂里長屋の住人の物語。7人の時代小説家によるショートショート。5名の方はその別作品を既読。お二人は知らない作家さんだった。ショートショートなので、物足りなさはあるが、これから時代小説を読んでみようかな?という方には良い作品。時代小説は町人ものから入ると取っ付きやすいと思う。いきなり藤沢周平作品の海坂藩に入り込むのは、ちょっと大変だ。私は今でも武家ものは読むのに気構える。7人の作家さんが新進気鋭なのも、この作品に勢いを与えている気がする。
2022/08/02
感想・レビューをもっと見る