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ダーウィンクラブ(3) (モーニング KC)

ダーウィンクラブ(3) (モーニング KC)

ダーウィンクラブ(3) (モーニング KC)

作家
朱戸アオ
出版社
講談社
発売日
2022-04-21
ISBN
9784065275771
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「ダーウィンクラブ(3) (モーニング KC)」のおすすめレビュー

世界を動かすのは個人か、それとも社会か? マンガ『ダーウィンクラブ』で描かれる新自由経済と生存本能

『ダーウィンクラブ』(朱戸アオ/講談社)

 私たち=ヒト(人間)は、生物学的に言えば社会的な動物だ。人間は個体として生きるだけでなく、社会の中で相互作用し集団で生きてきた。しかし、新自由経済が格差という形で社会を分断したことは、人間本来の生存本能を歪めてきているのかもしれない。

『ダーウィンクラブ』(朱戸アオ/講談社)が、同種の生物が集まって生活を営む「社会」のあり方に、一石を投じる作品だと言ったら大げさ過ぎるだろうか。

 本作品は、寄生虫を扱った異色の医療マンガ『インハンド』(講談社)、感染症を取り上げた『リウーを待ちながら』(講談社)といった、生物科学に関する作品を手がけてきたことで知られる朱戸アオ氏が仕掛ける最新作だ。

サスペンス要素を増長させるダーウィンの進化論

 作品の冒頭は、新自由経済が進み、格差により分断された世界が広がる現代社会を舞台に、GAFA的グローバル企業のCEOが次々と狙われるテロ事件が発生したところから始まる。第1巻は、この犯罪を実行した組織の謎を解明していくサスペンスを楽しみながら、現代社会の歪みや新自由経済のもたらす社会課題…

2023/5/11

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ダーウィンクラブ(3) (モーニング KC) / 感想・レビュー

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コリエル

Amazon的な企業を潰すための爆破テロに荷担させられる大良。資本をかき集めるメガコーポは『悪』だから。かなりの組織力と金を持つクラブなのに、もっと上手いやり方はないのかな…と思わなくもない。父の仇が、たしかに死んだはずなのに生きているかもしれないという疑惑も残っており、先が気になる。

2022/04/22

3.5 新刊読了。ダーウィンクラブのテロは留まるところを知らず、潜入しようとしていた石井もセレクションとしてテロの片棒を担がされる。無差別爆弾テロそのものは悪としか言いようがないが、そもそもの目的はリレント社の株価を下げること、というか世界的企業に対する強請であって、その目的が格差解消であるとか再分配とかってとこにあるのであれば、要するに石川五右衛門的な義賊の話に近いんだよな。実際、打ちこわしや一揆になぞらえたSNSの書き込みもあったし、テロリスト=悪という一面的な見方を問い直す狙いがあるのかもしれない。

2022/06/12

毎日が日曜日

★★★★-

2022/04/29

物語の展開がとにかく早い。そしてまだ全容が掴めない。怪しい人物も多数だが、あっさり退場するかもしれず、誰にも何にも気を許せない。

2022/04/29

でーたべーす

おもろー

2022/05/06

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