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十角館の殺人(5) (アフタヌーンKC)

十角館の殺人(5) (アフタヌーンKC)

十角館の殺人(5) (アフタヌーンKC)

作家
綾辻行人
清原紘
出版社
講談社
発売日
2022-05-23
ISBN
9784065278543
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十角館の殺人(5) (アフタヌーンKC) / 感想・レビュー

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麦ちゃんの下僕

ついにコミックリメイクが完結!犯人は?事件の真相は?そして「壜」の行方は?…先日のトークショーで清原さんも語っていた通り、コミックリメイクを可能にした“アイディア”の物語上の必然性も含め、原作からの“改変”の理由と効果がことごとくハマっていて、もうこれは見事と言うほかありません!! 各巻巻末の4コマ劇場も、実は本編の内容を補完する意味合いがあった訳なんですが…5巻では原作で重要な意味を持つ「新歓飲み会」を描き、さりげなくパラレルワールドへ…!? これ以上のものは望めない“完璧”なリメイクです…必読ですよ!

2022/06/22

さっちゃん

あの1行をどう表現するのか楽しみにしていたが期待以上! ブラボー! 衝撃の1行は美しく切ない1ページとなっていた。そうか、この時あの人はこんな表情をしていたのか。そんなことを感慨深く思いながらしばし手が止まる。これでとうとう完結。アレンジはあったものの、原作の良さはそのままだったし大成功だと思う。思ってはいたけど、やはりずいぶん忘れてしまっているのでシリーズ再読祭りやらねば!

2022/06/19

しまふくろう

続けて購入。表紙とおまけ絵の江南が可愛らしくて大変良かった。 物語は一連の事件の真相と事の発端の真相の話。犯人の弱さと優しさゆえに犯行のたびに苦しんでいるのが可哀想な気もするが、真相が明かされてみれば何の罪もない人達を逆恨みで皆殺しにしたというファンキーかつデンジャラスな行動だったのが凄い。これは確かに自殺したくなる。 大変読み応えのある作品だった。次回作も楽しみ。

2022/05/28

へいすけ

待ちに待った最終巻。原作で犯人は知っててもハラハラどきどきが止まらなかったです。衝撃のあの1行は見開き+1ページという漫画ならではの構成。髪型でモリスからヴァンに変わるとことか震えます。ほぼ原作忠実だけど金田一少年の犯人みたいに細かに犯行の様子を説明してくれてこれはほんとに『やることが多い』(笑)大切な彼女の死因が原作と異なっていたけどよりいっそう切なかったですね。原作でもなんか繊細そうなヴァンのこと好きだったけどコミック版でもヴァンは繊細なイケメンです。ずっとペアリングのネックレスしてるのに

2022/06/22

トラシショウ。

「どう足掻いた所で人は神にはなれない。──「重要なのは筋書きではない・枠組なのだ」」。六人のミス研メンバーの死体を道連れに焼け落ちた十角館。河南と島田らは守須と共に最寄りの漁港を訪れるが、その顔は冴えない。三日間の皆殺しの完全犯罪を成し遂げた犯人がその回想に浸る中、島田はある仮説を披露する。それは犯人でさえ知る事の無かった、そして知りたくはなかった真実。コミックリメイクの最終巻。河南の性別変更を含むアイデアに充ちた充実した仕上がり、そして最後の最期まで崩れぬ美麗な作画を堪能出来たなぁ(以下コメ欄に余談)。

2022/06/03

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