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オリーブの実るころ

オリーブの実るころ

オリーブの実るころ

作家
中島京子
出版社
講談社
発売日
2022-06-22
ISBN
9784065279502
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オリーブの実るころ / 感想・レビュー

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starbro

中島 京子は、新作中心に読んでいる作家です。バラエティに富んだ短編集、オススメは「家猫」&表紙絵の「ガリップ」です。 我が家の庭にオリーブの樹はありますが、実りません(笑) https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000365650

2022/07/23

旅するランナー

世にもちょっと奇妙な人たちと出会える6短編。飄々としながらも、どこか毒気を含んだ語り口が、いかにも中島京子風。偏執狂な登場人物たちが魅力的です。モハメド・アリのサイン色紙、白鳥の顔の見分け方、失踪の思想、人工透析巡りの旅など、思わぬ学びもあります。特に「全国の都道府県名をドイツ語にすると無駄にかっこいい」ブログが気になって検索しました。確かに茨城はローゼンブルクになるんだ。兵庫はゾルダーテンラーゲー。皆さんもお住まいの都道府県名を調べてみて下さい。

2022/07/22

けんとまん1007

家族って何だろう・・と、考える。家族の数だけ、いろいろあっていい。それにしても、この風合いの違いは、いい意味では飽きないが、どこか、落ち着かないほうが大きい。果たして、うちの家族はどのタイプだろうか?

2022/08/22

ショースケ

読友さんが読んでいて興味を持った中島京子さんの短編集。どの話も驚くほどの大きな出来事はないけれど、ほのぼのしてすべて面白く読んだ。『家猫』は母、息子、息子の元嫁、今息子の部屋にいる若い女、それぞれの気持ちが綴られ、それぞれが思いもよらないことをみんな思ってるのが、とても面白かった。その他も、人間っていろいろだなぁと思わされた。そしてちょっぴり不思議な世界観のある一冊だった。読んで良かった。読友さん、いい本を紹介してくれてありがとう❣️

2022/09/04

いつでも母さん

短編集。えーっと思ったり、哀しみを感じたり、おぉ~と飲み込んだり、これはどうなの?って首を傾げたり、うんうんうんと拳を握ったり、脱力したり・・そんなこんなの色んな6話。そこにあるのは『愛』色んな『愛』やっぱり『愛』なんだって。

2022/07/15

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