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メイド喫茶探偵黒苺フガシの事件簿 (星海社FICTIONS)

メイド喫茶探偵黒苺フガシの事件簿 (星海社FICTIONS)

メイド喫茶探偵黒苺フガシの事件簿 (星海社FICTIONS)

作家
柴田勝家
望月 けい
出版社
星海社
発売日
2022-06-29
ISBN
9784065280683
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メイド喫茶探偵黒苺フガシの事件簿 (星海社FICTIONS) / 感想・レビュー

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さっちゃん

アンソロで一目惚れしたフガシさんにまた会えた! メイド喫茶×本格ミステリの連作短編集。メイドさん好きの「ボク」がメイド喫茶専門の探偵・フガシさんに協力して(使われて)事件の謎に迫る。トリックはどこかで読んだことのあるようなものが多くて驚きはないけれど、可愛いお洋服のメイドさん達を想像すると楽しい。映像化したら可愛いだろうな。メイド喫茶とか行ったことないけど、ちょっと行きたくなる(お嬢様はキツイから奥様とか呼ばれるんだろうか?笑)。メイド喫茶の世界を覗きたい人やオタク気質のある人向けの作品かな?続編希望!

2022/08/14

なっぱaaua

望月けい氏の表紙の本が出ますよと会社の後輩に教えて頂いた本。柴田勝家氏は短編では何度も読んだことがありますが、本1冊は初めて。まさかメイドの話が最初になるとは。著者のメイドの愛と知識が満載なミステリー。メイド喫茶で起こる事件専門の黒苺フガシの推理。ワトソンはボクことぼっちーさんこと星斗くん。メイド喫茶は行ったことがありませんが、柴田氏の表現力によってどんなところなのかがよく分かった。行かないけど。~続く~

2022/08/08

サケ太

メイド喫茶で起こる事件。それを解決するベテランメイド黒苺フガシ。と助手役の”ボク”。メイド喫茶に造詣の深い著者ならではの舞台設定にワクワクしながら読み進める。美学のあるキャラクターは読んでて面白い。

2022/07/05

yosa

ミステリ要素だけを抽出するならば至って普通な及第点のミステリ。でもこの作品の魅力はそこじゃない。舞台が秋葉原でだいたいメイド喫茶で登場人物がだいたいメイドである、といった基本骨子の異常性にある。そもそも私はメイド喫茶に行ったことのない人間だから、作中における日常非日常の区別がつかず、非現実的なリアリティの中で現実的な事件を追うというこのファンタジックな枠組みからして刺激的。その上でどんな異常性よりも強い謎のメイド喫茶探偵、黒苺フガシなる怪人物が推理するのだからお手上げだ。いいぞこの探偵。これは推せる。

2022/09/14

のれん

メイド喫茶って行ったことないが、延長上にアイドルがいる時点で、接客する演者の店と考えるのがしっくりくる。 メイドたるもの、仕事してる間は個人の事情など一切気にしてはいけない。 そこに妥協をしないギラギラしたメイドたちが根幹。動機や展開のギミックが気になる質としては、犯人たちが面白かった。 特に良かったのは2話。職人気質のメイド恐るべしというのが伝わる話だった。淡々と片付けするとか特にね…… 探偵キャラ付けのフガシとか決め台詞は今時観あるけど、意外とこういうのあるのは嬉しい。探偵はクサいぐらいが良いのだ。

2022/09/05

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