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40歳からは自由に生きる 生物学的に人生を考察する (講談社現代新書)

40歳からは自由に生きる 生物学的に人生を考察する (講談社現代新書)

40歳からは自由に生きる 生物学的に人生を考察する (講談社現代新書)

作家
池田清彦
出版社
講談社
発売日
2022-09-15
ISBN
9784065293881
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40歳からは自由に生きる 生物学的に人生を考察する (講談社現代新書) / 感想・レビュー

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タツヤ

38歳がヒトの生物としての寿命らしい。だから著者は残りの人生は自由に生きたらいいということになる、 人生だけでなく、遺伝子や脳の働きなど、話題は多岐にわたる。

2023/07/09

テツ

自らの生命を維持し遺伝情報を伝えていくというサイクルの消耗品として考えたら、ヒトの寿命なんて38くらいだそうな。そこから先はおまけのようなもの。だから40を過ぎたら好き勝手に自由に生きようぜというお話。とても好きです。繁殖可能年齢に関わらず、ヒトという存在にとってもはや種の繁栄などということは重要なテーマになっていない。なのにそのために創り上げられたシステムに縛られ苦しめられるなんて本当に無駄だよな。最期に向かう僅かな時間はもっと自由に。

2023/03/26

Yutaka Matsuzawa

自然環境におかれた生物の寿命を自然寿命といい、ヒトは40歳ぐらいらしい。それを遥かに超えている現在、40歳以降の人生はおまけと考え自由に生きようという本。でも食っていかなければいけないし、身を破滅させない為にあえて自分に規範を作るのがなるほどと思った。生物学の事象も沢山載っていて、私は遺伝子の変異だけでは種を超える大進化は起きないという、構造的進化論が面白かった。自由に生きるには、今までの常識を疑い、自分で良く考え、今を楽に生きる為に行動する。そこがキモ。

2022/10/21

ネコ虎

人間の進化の歴史、進化論論争から「生命の本質」まで、生物の様々な考察は大変勉強になり、とても面白い。しかし、それを人生になぞらえて、人類の自然寿命が38歳だから40歳からは自由に生きるべきというのは飛躍し過ぎ。60歳からならまあいいが。地球温暖化批判や健康診断不要論など大いに賛成だが、社会問題特に経済に関しては素人並み、新聞記事程度の知識しかないのはいただけない。もっと勉強してから意見を書かないと。

2022/11/01

Iwata Kentaro

献本御礼。人生論と自然寿命などの生物学との融合という一冊。人生は短く、働いている暇なない。

2022/09/21

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