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バッド・コップ・スクワッド

バッド・コップ・スクワッド

バッド・コップ・スクワッド

作家
木内一裕
出版社
講談社
発売日
2022-11-09
ISBN
9784065295946
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バッド・コップ・スクワッド / 感想・レビュー

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いつでも母さん

いやいや、これは頭を空っぽにして読むのをお勧めします。久しぶりな感じの木内さん。こんなデカいる?こんな刑事たちはアカンでしょ!なのに菊島の指示の下に真樹たちと一緒になって、生き残るスリルを堪能しちゃった感。拳銃のお勉強をした気にもなった(いつか役に立つかなぁ・・)面白かった。面白かったけれど・・何かもう一つ物足りない感じの読後感。

2022/11/29

しんたろー

木内さんの新作はB級映画好きには嬉しい内容…不良刑事であるが頭が切れて行動力抜群の菊島と仲間の刑事たちが悪党たちとバトルする一日の話…著者らしい軽快な会話と映像的なシーンが盛り沢山で、スピーディーな展開も相まって全く飽きるページがなく、あっと言う間に読了。佳作の小映画にあるような小粋な雰囲気もあって「やっぱり好きな作家さんだなぁ」と再認識。吉祥寺周辺の武蔵野市の描写もリアルで楽しかった。重箱の隅を突くと、270ページ程の作品なので菊島の心情や魅力を100%描けていない気がするから、ぜひ続編をお願いしたい♬

2023/03/19

ケンイチミズバ

映画のカットのような素早い展開。脚本のように流れる台詞。久しぶりの木内さんのハードボイルド堪能。深町のあの刑事ほど狂っておらず、月村のロケット弾ジャストミートほど荒唐無稽でなく、ワルとワルと半分ワルの刑事とそのほかで頭脳戦。駆け引きが作品のメインだ。最初の人質は新米警察官、次の人質は一般人家族。冒頭は都合のいい死体のおかげで窮地を脱するが。警察官にしておくにはもったいない。ワルが感服してるし。この後、さらにスリリングに展開。皆が皆分け前や命や地位や面子が担保されるには死体が一つ必要だった。酷いが上手いな。

2022/12/07

タイ子

日本の話ではなくアメリカンポリスにありがちな警察官たち。しかし、れっきとした日本警察の刑事たちVS.悪いヤツらの話。マシンガンはぶっぱなすわ、ワルが盗んだ大金を横取りするわ、誤って殺した容疑者をなかったことにするために誰かの身代わりで殺したことにするわ、普通に考えるととんでもない刑事たちなんだけど、普通に読めてフツーに面白くて普通に満足。ベテラン刑事だから判るヤツラの行動、それを逆手にとっての封じ込め作戦。いやいや、逮捕ではなくヤツラを欺く方法。逃げ道は一つ、警官なんか辞めてやる。続きが読みたい。

2024/01/10

みかん🍊

いやいや警察官が殺人はダメでしょうと思いつつもスピーディな展開に読むのを止められない、犯人逮捕に向かった埼玉県警の5人が巻き込まれる事件にバタバタ人が殺されていく、表紙から主役は真樹かと思ったら、違法捜査を物ともしない菊島、頭脳と度胸を備えた彼が立ち向かうのは犯罪者たちなのか、警察なのかいったいどう収集をつけるのか最後まで分からないが、この先彼らはどう生きていくのだろう、バッドコップだったわ。

2023/03/03

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