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七つ屋志のぶの宝石匣(18) (KC KISS)

七つ屋志のぶの宝石匣(18) (KC KISS)

七つ屋志のぶの宝石匣(18) (KC KISS)

作家
二ノ宮知子
出版社
講談社
発売日
2023-02-13
ISBN
9784065305638
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「七つ屋志のぶの宝石匣(18) (KC KISS)」のおすすめレビュー

『のだめ』作者が描く、質屋を舞台にした宝石を巡る物語。既刊18巻の大人気シリーズ『七つ屋志のぶの宝石匣』

『七つ屋志のぶの宝石匣』18巻(二ノ宮和子/講談社)

「宝石販売イベントには3回行ったことがあります」と筆者の友人は言った。鉱物、宝石、隕石などが一斉に展示・販売されるイベントのことである。横浜ミネラルマルシェ、秋葉原ミネラルマルシェ、日本橋ミネラルショー。へえ、そんなにあるんですね、とうなづく私に、友人は「宝石は石ごとに色や内包物が違うので、直接見て買いたかったんです」と微笑んだ。内包物とは宝石内部の不純物のことをいい、ルーペで覗くと様々な模様を見ることができる。私はそれこそがひとつひとつの宝石に宿る個性のように思う。

「kiss」で連載中の『七つ屋志のぶの宝石匣』(二ノ宮和子/講談社)は、北上顕定の幼少期から始まる。北上家が悲劇的で謎深い一家離散を迎え、5才の顕定に残されたのは一族に代々伝わる赤い宝石の内包物、「羽を広げて赤い空を翔る鳥」の記憶だけだった。

 東京銀座の老舗質屋にたった一人で「質入れ」された顕定と、宝石のオーラが見える質屋の娘・志のぶ。23年経っても北上家の事件は迷宮入りのまま、顕定は高級ジュエリーショップデュガリーの外商となる。…

2023/4/18

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七つ屋志のぶの宝石匣(18) (KC KISS) / 感想・レビュー

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ツン

告白しちゃいましたね。次も楽しみ。

2023/02/16

本木英朗

「北上一家失踪事件」の謎を知る園山刑事に、あの手この手で迫る鷹臣や虎徹たち。そんな中、顕定が自身の「質流れ」を清算し、倉田屋の裏にあるアパートを引っ越したいと言い出す。愕然とする志のぶ……2人の婚約は?という18巻である。今回もとっても面白かったね! ……という感じで19巻に続く!!

2023/05/02

るぴん

レンタル。虎徹に演技なんて出来なさそう〜と思ってたけれど、なかなか様になってた。それにしても鷹さんの人脈の広さよ…。倉田屋にやってきた元トレンディ俳優とその妻の話、顕ちゃんの家出問題からの居酒屋立て籠もり事件。全部面白かったなぁ!

2023/05/19

シルク

今出てる全ての巻、お世話になってる先生からいただいたのだが、どーにも人物の顔の判別がつかんくてですね(汗) かなり早い段階で、わたくしはあらすじが分からなくなった(大汗) 志のぶ、顕定、乃和は分かる。けど虎徹、鷹臣とか、もー無理(早すぎ?)。そんなこんなで8巻でもう読むのを投げ出した訳ですが、続きが出ると先生がくれはる。わたくしが読んでる前提で話をしてきはる。で、仕方なく開いた。したら、売れなくなった俳優とその妻の話が良かった! 「ならばこのダイアを売った金も持ってってくれ」のところの男の顔、堪らないよ。

2023/05/21

ツキノ

ありがたき借本。1巻(2014年11月発行)から2、3回読んでしまった。「のだめ」もよかったけれどこの作品も大好きだ。ふたつの謎をめぐるミステリじみたストーリーと質屋や銀座九丁目(!)の人情ものとそれからLOVE。ちょっと身辺がバタついているので借りた中での最新巻のみ記入。

2023/11/21

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