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贈りもの歳時記

贈りもの歳時記

贈りもの歳時記

作家
平松洋子
出版社
主婦の友社
発売日
2009-11-20
ISBN
9784072683309
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贈りもの歳時記 / 感想・レビュー

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ぶち

秋は人恋しくなる季節です。人の気配が懐かしいような、嬉しいような、無性に誰かに会いたくなります。だからかしら、特別な理由などなにもないのにささやかな物を手渡したくなったりします。 平松さんが、二十四節季を3つづつまとめて、一年を8つの季節に分け、それぞれの季節に添った贈り物のアイデアを紹介してくれています。例えば、今の季節で言えば、秋分・寒・霜降といった具合。 それぞれの季節の暮らしに添った言葉(しめじ、松茸、金木犀、栗ごはん...)と挨拶文も載っていて、まさに贈り物歳時記です。

2019/10/02

momogaga

歳時記を読むのは大好きです。その上平松洋子さんの本でしたので、心して読みました。最初に北島の「マーガレット・ダ・マンド」が登場。数回、親しい方へ送ったことがあり、今度九州に行った時には、自分で食べるために予約購入を考えていたプレミアムな一品です。これは皆さんにお勧めしたい。

2019/04/03

バニラ風味

二十四節気ごとの味覚、暮らしの中の言葉、自然、植物、どんなお土産がおすすめかというコラムです。最初の「たいせつな女ともだちへ」は、マーガレット・ダ・マンド。佐賀の菓子舗「北島」特製の焼き菓子です。赤い箱の中に鎮座するその姿は、きれいな上にとても美味しそう。他に私の大好きな、不室屋の麩詰め合わせ、京都の茶筒など。でも、2万円以上するお土産などもあって、そんな高級品、気軽にあげる人などいない…と思いつつも、それらの機能性や美しさに見入ってしまいます。どれも、いただいたら嬉しい品々。問い合わせリストもあり。

2018/12/30

織町

“日々の暮らしは季節のうつろいのなかにあり、贈りものもまた、人と人との間を行き来する。たとえほんの小さな贈りものでも、それは気持ちを繋ぎ合わせるたしかな結びめ。”値段が張るものからほどほどのもの、いずれにしろ心の込められた贈り物を季節の挨拶と共にいただいたらば、ほーーー、としみじみと嬉しいだろう。そして、ずっとずっとその道具を使うとき、その人のことを思い出して大切に使い込むだろう。真心のこもったものっていいなぁ。人に贈るときもまた真心を添えたい。酒饅頭、沢栗はつり盆、かりんとう、麻の風呂敷、素敵だぁ。

2017/08/23

ジュースの素

こう言った本は多く出ているが 平松さんの審美眼に合った逸品が素敵だ。相対的に高価なものが多い。私たちがおいそれと買えるものは少ないが、いい物を知るのは大切かと思う。24節季もさりげなく示してあって 改めて日本は何と言う季節の美しい国かと思い起こす。欲しいなぁと思うものが限りなくあった。

2015/08/04

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