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こころの おと

こころの おと

こころの おと

作家
ピーター・レイノルズ
なかがわちひろ
出版社
主婦の友社
発売日
2016-06-01
ISBN
9784074146291
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こころの おと / 感想・レビュー

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ネギっ子gen

ラジは、色を混ぜ絵を描くように、音を混ぜてピアノを弾いていた。その音を愛した父は、息子の才能を伸ばそうと、音楽教師を招くのだが……。親だからこそ、子どもに伝えられることがある。大人にこそお薦めしたい、胸底まで沁みていく絵本――。【著者の言葉:父のこと】<楽器の演奏でもっとも大切なのは、完璧に弾くことよりも、音楽を楽しむことではないだろうか/病床の父と、父の瞳に輝きを取り戻したいと願う私のあいだに、ことばはありませんでした。かたちをもたない感情がゆきかうばかり。それにもっとも近いものが音楽だったのです>。

2021/06/04

モリー

音楽が親子の心をつなぐ優しいお話でした。

2019/04/08

gtn

何かに夢中になり、楽しみを見いだす子と、その姿を見て喜ぶ親。幸福感は、子より親が上回る。子も親になれば分かる。

2022/05/09

ヒラP@ehon.gohon

ピーター・レイノルズの絵本は、どの本も心のど真ん中にストレートに投げ込まれます。 ピアノの演奏は、上手に弾くのではなく、心で弾くのだと、当たり前のようで、忘れてしまいそうな、とても大事なことを教えてくれました。 何事でも、一生懸命に練習して上手になっても、心がどこかに行ってしまったら、何のために練習していたのか、分からなくなってしまうもの。 そんなとき、思い出せることが、何より自分のために大事ですね。 大人も子どもの心を大切に、無理強いしない心を持つことが必要だと感じます。

2016/08/16

anne@灯れ松明の火

朗読とピアノのライブで聞かせてもらった。レイノルズは大好きだが、これは未読だった。ピアノの音が大好きな少年ラジ。その音を愛し、才能を伸ばしてやろうとした父。でも、いつしか……。朗読に、効果的なピアノの音が加わり、より素敵な世界が生まれた。

2022/11/20

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