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子どもが学校に行きたくないと言ったら読む本

子どもが学校に行きたくないと言ったら読む本

子どもが学校に行きたくないと言ったら読む本

作家
菅野 純
あらいぴろよ
出版社
主婦の友社
発売日
2020-04-10
ISBN
9784074414833
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「子どもが学校に行きたくないと言ったら読む本」のおすすめレビュー

子どもが「学校に行きたくない」といい出した! 親が絶対やってはいけないNG行動とは?

『子どもが学校に行きたくないと言ったら読む本』(菅野純:監修、あらいぴろよ:マンガ/主婦の友社)

 緊急事態宣言が解除され、約3カ月ぶりに学校が再開された。子どもたちにとっては久しぶりの学校生活。新しい環境になじめず、学校へ行くこと自体が大きなストレスになってしまっている子もいるかもしれない。

「今日は学校に行きたくない」。

 もしも子どもが急にこんなことをいい出したら、『子どもが学校に行きたくないと言ったら読む本』(菅野純:監修、あらいぴろよ:マンガ/主婦の友社)を手に取ってみてほしい。子どもの心の中でどんなことが起こっているのか、親としてどう接すればいいのか、長年不登校や登校しぶりの問題に関わってきたベテランカウンセラー菅野純さんがマンガとともに解説してくれる。

登校しぶりは、学校に問題があるとも限らない

 何の問題もなく育っていた子どもが突然「学校に行きたくない」と泣いて嫌がったら、私ならどうするだろう。なんで? どうして? 学校でいじめられてるの? それとも先生が嫌なの? とその原因探しに躍起になってしまうかもしれない。

 ところが菅野さんによれば…

2020/6/24

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『子どもが学校に行きたくないと言ったら読む本』(菅野純:監修、あらいぴろよ:マンガ/主婦の友社)

学校との連携法

●「今日お休みします」の連絡はどうする?

 初めて登校しぶりでお休みすることになったとき、学校へどう連絡するかは悩みどころかもしれません。いきなり「今日は行きたくないと言っているのでお休みします」と言っていいものかどうか悩む方が多いのではないでしょうか。  休もうとしている子どもの立場からいうと、最初から学校には伝えてほしくないことが多いでしょう。もう少し親のところでキープしてほしいと思うのではないでしょうか。学校への伝え方に確立したルールがあるわけではありませんが、この本ではそういった休みが3日間続くようだったら、先生に「実はこういうことだったのですが」と言うようにすることを提案したいと思います。そ…

2020/10/23

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『子どもが学校に行きたくないと言ったら読む本』(菅野純:監修、あらいぴろよ:マンガ/主婦の友社)

●子供の登校しぶりへの基本対応

大前提 子どもの性格やこれまでの歩みを踏まえる

前回の内容を参考に、親が知っている情報を駆使して対応を。基本は、親が子どもを応援する気持ちでやること。「がんばってね、でもうまくいかなかったらここでお父さんとお母さんがちゃんと受け止めるから、まず行ってみようよ」という気持ちで対応してみてください。

1 学校に行きたくない理由を聞いてみる

「どういうふうに思って『学校に行きたくない』って言ったの?」と間いてみるのはいいと思います。いじめなどがあるかもしれないので間いておいたほうがいいでしょう。ポイントは、1つは「なんで!」というように問い詰めたり責めたりしないこと。もう1つは先にもふれたように…

2020/10/22

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子どもが学校に行きたくないと言ったら読む本 / 感想・レビュー

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Twakiz

自己肯定感を育てられるとよい、という内容が根底にある。比較的小さい子(小学生とか)に当てはまる内容が多いかもしれない。高校生~それ以上で引きこもっていたり友人ができなかったり他人とうまくやれない→学校行かないという状況(うちの子)にはちょっと解決策になっていないかも。自己肯定感、自分もほしい。

2022/10/15

はじめさん

ある日いきなり子どもが学校行きたくないとこぼしたら? 学校の中の事は親は知らないので、生徒同士の人間関係? それとも先生と? 勉強がつまらないとか? 理由はそれぞれだけれど、モチベーションというか、人体を動かすエンジン=心のエネルギー切れ。そのまま無理させると、もう取り返しのつかないことに。親がしていい事と悪い事とは。子どもが問題に差し迫ったピンチは、親として成長するチャンス? / 謝ったんだから許してあげなさいとか、皆勤賞とか、もういまの時代にはそぐわないような。休みたいときゃ休みゃいいよ。人間だもの。

2020/10/07

kanki

親はどうするのか。けなす方が楽。意識して努力しないと褒めれない。楽しい体験を共有しよう

2021/06/22

BluesGilimeno

不登校の問題に長年関わり、投稿維持行動に着目することで「学校に行ける理由」を明らかにした。登校規範、プラスの学校体験、エネルギー充足、社会的能力が重要とのこと。かつては「学校に行ける」ことがゴールであり、そのためには子どものエネルギーが必要であり、家族がエネルギーを与えることが必要だった。それももちろん大切なことだが、最近ではより多様性が重視され、学びの場は必ずしも学校でなくてもよい、と変わってきているように見える。子どもと学校を取り巻く社会の状況は変わっていく。常識にとらわれず最善の道を選びたい。

2023/10/22

こまーぬ

心のエネルギー。たくさんあげられるようにしたいな。まずは挨拶できるようにしたいな。スマホ触る時間を少し減らそう。そして、一人一人対応は違うからやっぱり日頃からよく見てることが大事。

2022/08/06

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